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「アクアマン」ジェイソン・モモア、ハワイの海で溺死寸前の恐怖体験を告白

2025年8月15日 13:00

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ジェイソン・モモア
ジェイソン・モモア
Photo by Mike Marsland/WireImage/Getty Images

DC映画「アクアマン」シリーズの主演俳優ジェイソン・モモアが、ハワイの海で命の危険を感じた壮絶な体験を明かした。8月12日公開のポッドキャスト「Smartless」で、モモアはマウイ島の大波サーフスポット「ジョーズ」でのパドルボード中に溺死寸前まで追い込まれた恐怖の瞬間を赤裸々に語っている。

事故が起きたのは、モモアが13マイル(約21キロ)におよぶ長距離パドルボードに挑戦していた時のことだった。「『ジョーズ』で始めて、海岸沿いを13マイルパドルした。沖合約1マイル地点にいて、7マイル進んだところでリーシュコードが切れたんだ」とモモアは振り返る。リーシュコードとは、ボードと足首を繋ぐ安全装置だ。

状況はさらに悪化した。「マウイはとても風が強かった。私はしっかり訓練されていたから大丈夫だと思っていた」。しかし、10フィート(約3メートル)のハワイアンサイズの大波が次々と襲いかかり、沖合半マイル地点で完全に孤立してしまった。

「私はこのクレイジーな場所で立ち往生していた。おそらく外側のリーフにいたんだと思う。仲間たちには私の姿が見えなくなっていた」とモモアは当時の絶望的な状況を説明する。パドルを振って助けを求めたが、大波のため誰にも気づいてもらえなかった。その時、生後3か月の娘ローラ・イオラニのことが頭をよぎり、「本当にやばい」と思ったという。

長時間海上で孤立し、体力の限界が近づいていた。

「もう動けなくなって、腕も足も動かなくなった。体が止まってしまった。腕がもう動かせなくなって、沈んでいった。そして足のつま先が外側のリーフに触れた。文字通り諦めて、心の中で叫んでいた」

最終的に、モモアのサーフィン仲間の一人が彼を発見し、生還への戦いが始まった。

「ボードに戻って、パドルを始めた。『沖に出なきゃ』と言われて、とにかくパドルし続けた」。

陸から遠ざかるこの判断は、海洋遭難時の基本原則に基づいている。岸に近い場所では大波が砕けて膨大なエネルギーを放出し、人を海底に叩きつける危険がある。また強い海流(リップカレント)に捕まる可能性も高い。沖に出てから安全なルートで迂回するのが定石とされている。

しかし、海流のため直接岸に向かうことができず、大波に巻かれて二人ともボードを失った。

「あと7マイルパドルしなければならなかった。足は血だらけで、文字通り先祖たちとともに、頭を下げてひたすらパドルし続け、ようやく岸にたどり着いた」

この死と隣り合わせの体験は、モモアの人生を大きく変えた。「それまで私は1日2〜3箱タバコを吸っていた。子どもたちのためにもやめられなかったし、元妻のためにもやめられなかった。でも海から上がった瞬間、二度とタバコを吸わなくなった」と語っている。

ハワイ・ホノルル出身のモモアは最近、別の自然の脅威とも対峙した。Apple TV+の新シリーズ「チーフ・オブ・ウォー」の撮影中、カラパナの溶岩台地や有名なキラウエア火山の噴火現場での撮影を敢行している。

「火山が噴火することを私は知っていたが、誰も信じてくれなかった」とモモアは語る。

「明らかに多くの精霊やマナ(生命力)をかき立てていたんだ。信じられないことだったが、とてもポジティブなエネルギーがあった」

「チーフ・オブ・ウォー」は、モモアが主演・脚本・製作総指揮を務める全9話の歴史ドラマシリーズで、8月1日よりApple TV+で全世界同時配信が開始されている。カメハメハ大王の陰で戦った伝説の戦士カイアナを描く本作は、ハワイ諸島統一から植民地化という激動の時代を先住民の視点から描いた作品だ。ハワイの先住民を先祖に持つモモアにとって、まさに魂を込めた作品となっている。

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