「秒速5センチメートル」ポスター&松村北斗のカチンコで始まる奥山監督、新海誠との鼎談ティザー映像公開
2025年8月13日 12:00

「SixTONES」の松村北斗主演、奥山由之監督で新海誠の劇場アニメーションを実写映画化する「秒速5センチメートル」のポスタービジュアル、新キャスト9人が発表された。さらに、松村と奥山監督、原作の新海誠によるスペシャル鼎談のYouTube配信も決定し、ティザー映像(https://youtu.be/E-ZJ7gFPeKU)が披露された。
原作となる「秒速5センチメートル(2007)」は、「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」に続く、新海監督の3作目の商業公開作品。物語の主人公は、松村が演じる遠野貴樹(とおの・たかき)。小学生の頃に出会った転校生・篠原明里(しのはら・あかり)と心を通わせた瑞々しい日々、小学校の卒業と同時に離ればなれになり種子島で過ごした高校生活、東京でシステムエンジニアとして働きながら漠然とした閉塞感と焦燥感をかかえ過ごす30才を手前にした青年期の、18年間にわたる人生の旅を描き出す。ヒロイン・明里を高畑充希が演じ、上田悠斗、白山乃愛、青木柚、森七菜、宮﨑あおい、木竜麻生、吉岡秀隆が共演する。
本作は新海の初実写化公開作品となり、映像監督・写真家として活躍し「ポカリスエット」のコマーシャル映像や、米津玄師「感電」「KICK BACK」、星野源「創造」のミュージックビデオ、オムニバス長編映画「アット・ザ・ベンチ」などで知られる奥山監督がメガホンをとる。桜、雪、海など、原作における印象的なモチーフや世界観を大切に扱うべく、本作は2024年から2025年にかけ四季をまたぎ、それぞれの季節を映像でとらえるとともに、東京だけでなく種子島など原作に登場する場所で実際にロケ撮影を敢行した。
このほど公開されたポスターは、二人の視線はそれぞれ別の方向を向き、「いつか、どこかで、その人に―」と明里との過去の思い出に想いを馳せる貴樹と、「いつも、どこかに、その人は―」と過去の思い出とともに今を生きる明里が、対照的なデザインとなっている。その間には、二人の思い出の原点ともいえる、雪の中に立つ桜の木の下で、約束を交わした日の忘れられない記憶が立ち上がる。周囲には、本作で象徴的な桜と雪が散りばめられ、夜の闇を照らす“アカリ”となる。ポスターやチラシは8月22日から全国の劇場に掲出される。

新キャストは貴樹と同じソフトウェア開発会社に勤める上司・窪田邦彦役に岡部たかし、同僚の金子あさみ役に中田青渚、戸田宗次郎役に田村健太郎、酒井直役に戸塚純貴、大野泰士役に蓮見翔(ダウ90000)。不安や迷い、焦燥に駆られる貴樹の周りで、現実を忙しなく生きる人々をリアルに表現し、ある人は貴樹に手を差し伸べ人生を変えるきっかけを作る、重要なキャラクター陣だ。
そして、新宿・紀伊國屋書店の店長・柴田治役に又吉直樹、店員・田村四季子役に堀内敬子、アルバイト店員・大橋純透役を佐藤緋美。高畑充希演じる明里が勤める職場であり、宮﨑あおい演じる輿水美鳥がワークショップを開催するなど、たくさんのキャラクターが訪れる重要な場所となる。また、種子島の高校生で森七菜演じる花苗の親友、砂坂翔子役に白本彩奈。貴樹に想いを寄せる花苗の、恋愛や進路についての良き相談相手となり、親友として寄り添う等身大の高校生を演じる。
松村、奥山監督、新海が参加する鼎談では、実写化の話が来た時に思ったこと、実写ならではのエッセンスや制作秘話など、本編制作に関するトピックのほか、映画の時代設定である2000年代についてや、主人公・貴樹の年齢30歳の時に自分が何を考えていたか、など価値観・考え方など幅広いテーマが展開される。3人が持つ本作への真剣で切実な想いが垣間見える“秒速ファン”必見の貴重な内容となっている。鼎談動画は9月26日、10月3日、10月10日の3週にわたって、各日18:00よりYouTube(東宝MOVIEチャンネル)にて公開予定。映画は10月10日公開。
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