松山ケンイチ、共演した子役からかわいいクレーム「あれはもうやってほしくないです」【「星つなぎのエリオ」初日舞台挨拶】

ひとりぼっちの少年エリオが、銀河を越えて星と星をつなぐ壮大な冒険と運命を変える出会いを通し、成長していく感動作。エリオの声を担当した川原は「心が温まる作品なので、たくさんの皆さんに見てほしいです」とアピール。舞台挨拶では、8月2日に12歳の誕生日を迎える川原に、サプライズで特製ケーキが贈られ、宇宙で出会うエイリアンの友だち・グロードン役の佐藤はお祝いの手紙を読み上げた。

その佐藤は、映画のテーマにちなみ「自分らしさは？」と問われると、「しゅぎょう（修行）」と回答。「マーベルになる修行です。お兄ちゃんと剣や弓を使ったり。一番ホークアイが好きです」と“マーベル愛”を語った。

清野は、エリオを心配し気持ちを理解したいと願っている叔母・オルガ役を務め「オリジナルの英語音声を聞きながら、アフレコをしたので、最初のうちは英語のイントネーションにつられて“エリオォ～”みたいに英語風になってしまった」と苦労を振り返った。

松山が演じるのは、グロードンの父で復讐に燃える戦士・グライゴン。「オリジナルの声優さんが、めちゃくちゃ渋くて、恐ろしい雰囲気を出していた。どうやって近づけるのか『まだ足りない、まだ足りない』って」と述懐。「これ本当に自分かなって思うほどで、恐らく8割くらい加工されている。撮り直したのかな？　自分じゃわからない（笑）」と疑心暗鬼の表情を見せると、マユリカ中谷が「そんなことないですって！」と慌ててフォローしていた。

また、松山は「さっき、SNS動画の撮影をしたんですけど、大空くんの背後にいたから、こちょこちょしたくなってしまって。実際にこちょこちょして……」と明かすと、佐藤からは「あれはもうやってほしくないです」とかわいいクレーム。「グロードンは、ピクサー史上一番かわいいキャラクター」（松山）、「ありがとうございます」（佐藤）と微笑ましいやり取りも披露した。