ライアン・ゴズリング主演「プロジェクト・ヘイル・メアリー」最新映像公開、コミコン会場が熱狂
2025年7月28日 18:00
Photo by Michael Buckner/Variety via Getty Images世界最大級のポップカルチャーの祭典として知られるサンディエゴ・コミコンで、ライアン・ゴズリング主演の注目作「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の最新映像が公開され、満席の会場は熱狂に包まれた。フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督、脚本のドリュー・ゴダード、原作者のアンディ・ウィアーとともにステージに登壇したゴズリングは、主人公ライランド・グレース役への深い愛情を語った。
「彼の躊躇する気持ちに共感を覚えました」とゴズリングは語った。「分子生物学の博士号を持つ以外は、非常事態に置かれた普通の人です。私たちと同じように恐怖を感じ、それでも前に進む勇気を見つけていく」
さらにゴズリングは続けた。「彼と一緒にこの旅を経験するのは感動的です。なぜなら彼は何とかして一歩ずつ前に進み続ける勇気を見つけるからです」
原作となったアンディ・ウィアーの同名小説は、2021年の刊行直後からニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト1位を獲得した。わずか半年でミリオンセラーを達成し、ビル・ゲイツやオバマ元大統領も推薦するなど、世界的な現象となった。
この映画化を最も強く推し進めたのは、実は主演のゴズリング自身だった。
刊行前の原稿を手にして即座に作品に夢中になったゴズリングは、読み終える前から「この壮大な物語を映画にするには、"彼ら"しか考えられない」と確信。自らアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した「スパイダーマン:スパイダーバース」のロード&ミラー監督コンビの起用をスタジオに働きかけた。
この日公開された新映像は3本で、中学校で科学教師として働く主人公が宇宙船で昏睡状態から目覚める冒頭5分間などが含まれていた。徐々に記憶を辿っていく中で、滅亡に瀕した地球と人類を救う"イチかバチか"のプロジェクトに参画していることを思い出していく展開が描かれた。
脚色は、ウィアーの前作「火星の人」を映画化した「オデッセイ」でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたドリュー・ゴダードが担当。プロデューサーには「スパイダーマン」シリーズ成功の立役者エイミー・パスカルも参加する豪華布陣となっている。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は2025年3月20日に全米公開、日本では2026年の公開が予定されている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ