織田裕二×反町隆史が黄金タッグ!「北方謙三 水滸伝」晁蓋役が決定 「ものすごい熱量でオファーをいただいた」
2025年7月15日 07:00

反町隆史が、織田裕二が主演するWOWOWの連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」で叛逆の英雄”晁蓋(ちょうがい)を演じることがわかった。晁蓋のビジュアルと、反町のコメント映像(https://youtu.be/olMI0ir88TI)が公開された。
本作は、累計発行部数1160万部を突破する歴史大河小説の金字塔「大水滸伝」シリーズ(全19巻/集英社文庫刊)を完全映像化。「水滸伝」は、腐敗した世を憂い、法に背いてでも正義を貫こうとする“はみ出し者たち”の叛逆の物語で、現代にも通じる「理不尽な権力に抗う意志」と「仲間との絆」が壮大な群像劇として描かれる。
舞台は北宋末期(12世紀初頭)の中国。腐敗がはびこる乱世に、正義を信じるひとりの下級役人が立ち上がった。その名は宋江(織田)。彼が記した“世直し”の書「替天行道(たいてんぎょうどう)」は、時代に抗う者たちの心を震わせる。裏社会に生きる者、軍を追われた者、すべてを捨てた者たちが、旗のもとに集結。戦う理由は違えど、志はひとつ。信じる者のため、旗のもとに集結した108人が、国家という巨大な敵に挑む。
©︎北方謙三/集英社 ©︎2026 WOWOW反町が演じる晁蓋は、はみ出し者たちが結集する志の砦「梁山泊」を率いる頭領の1人。民に慕われる義の心と、烈火の如き闘志をあわせ持ち、信頼で人を動かす“光を灯すカリスマ”宋江とともに、梁山泊を率いて腐敗した国家権力に立ち向かっていく。織田と反町は、TVドラマ「SUITS スーツ2」(20)以来、約6年ぶり2度目の共演となり、それぞれまったく異なるリーダー像を体現し、黄金タッグとして壮大な群像劇を牽引していく。
義に生きる姿勢と圧倒的な武勇で“托塔天王(たくとうてんおう)”の異名を取る晁蓋は、元より激情に満ち、理不尽に満ちた世の中に対して牙を剥いてきたが、宋江が書き記した「替天行道」に触れ、同じ志を持つ仲間として彼と出会う。静と動、水と火、まったく異なる資質を持つ2人の頭領が、体制に反旗を翻した者たちが集う志の砦「梁山泊」で並び立ち、国家権力に立ち向かう。
©︎北方謙三/集英社 ©︎2026 WOWOW反町は「2年前、ものすごい熱量でオファーをいただきました。『反町隆史の晁蓋が見たい。ずっと夢だったんです』そう言われたのは、俳優人生の中で初めてのことでした」と振り返り、「晁蓋という漢に心を奪われ、演じることの歓びが、役そのものを育て、やがて自分をも育ててくれました」「反町隆史が楽しんで演じている晁蓋に御期待下さい」とコメントを寄せた。
「北方謙三 水滸伝」は、2026年にWOWOWで放送・配信。反町と若松節朗監督のコメント全文は以下の通り。
「反町隆史の晁蓋が見たい。ずっと夢だったんです」
そう言われたのは、俳優人生の中で初めてのことでした。
軍略と統率力に優れ、叛乱の先頭に立って突き進む晁蓋は、まさに英雄。
晁蓋という漢に心を奪われ、演じることの歓びが、役そのものを育て、やがて自分をも育ててくれました。
織田裕二さんをはじめ、キャスト・スタッフと一丸となって撮影に挑んだ壮大で熱い、この作品を皆様にお届けできるのが今から楽しみです。
「北方謙三 水滸伝」是非、ご期待ください。
仮面を被った、馬上での静かで異様な佇まい。派手なブルーの衣装に包まれたビジュアルがここまで似合う男はいない。
その圧巻の姿に、つい笑みが浮かんでしまう。そして、反町隆史は照れ屋でもある。
普段、余り多くを語らない控えめな彼の、今回の任務は、とてつもなく重い。織田裕二と一緒に世直しに挑むもう一人のカリスマで、静なる宋江とは対極にして、果断で統率力抜群。動なる軍略の雄を演じなければならないのだ。義侠心に厚く厳格な強い男を荒ぶって匂わせて欲しい。それでいて、どこか楽観的でニヒルな笑いも見せて欲しい。何とも難しい役どころではあるが、カレーを食べている様な爽やかさも出してくれるので実に嬉しい。眩い程の「生きる光」を発し続ける晁蓋も、反町隆史とダブって見えるから不思議である。反町隆史が楽しんで演じている晁蓋に御期待下さい。
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