ジョニー・デップ、ハリウッドに干された当時を述懐「避けられ、見捨てられ、蹴られ、干され、キャンセルされた」
2025年7月9日 10:30

ジョニー・デップは英テレグラフ紙のインタビューで、映画「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」の製作中にワーナー・ブラザースからゲラート・グリンデルバルド役の降板を求められた際の心境を明かした。
ワーナー側の決定は、デップが英サン紙を名誉毀損で訴えた2020年の裁判で敗訴した翌日に下された。サン紙がデップを「妻を殴る男」と表現した件について、裁判所はその記述を「実質的に真実」と判断。これを受け、デップは撮影1日で降板。後任にはマッツ・ミケルセンが起用された。
デップはテレグラフ紙に対し、「本当に一瞬で終わった。映画の撮影中に突然、降板してほしいと言われた。でも本当は、引退してくれという意味だったと思うよ」と当日の様子を明かした。
さらに当時、ハリウッドで「避けられ、見捨てられ、蹴られ、干され、キャンセルされた」と述懐。「くそくらえだ。自分の中には殺しきれないほど多くの“自分”がいる。これ以上傷つけられると思っているなら、それは大きな間違いだ」と心境を語った。
22年にはアメリカで、元妻アンバー・ハードがワシントン・ポスト紙に書いた意見記事に対し、デップは名誉毀損で訴えを起こした。陪審団はこの意見記事がデップを中傷したと認定した一方で、デップ側の一部反論もハードに対して名誉毀損にあたると判断した。
デップはこの裁判について、英サンデータイムズ紙のインタビューで「もし真実を自分で語らなければ、本当に罪を犯したことになってしまう。そして子どもたち、将来の孫たち、病院で出会った子どもたちにまでその影響が及ぶ。それだけは許せなかった」と告白。「裁判前夜、不安はなかった。セリフを覚える必要もなく、ただ真実を語ればいいのだから。あとは運に任せるだけだった」とも明かした。
そして、「バッシング記事や嘘だらけの報道なんて乗り越えた」とコメント。「どう転んでも構わなかった。最後まで戦うと決めた。ガソリンスタンドで働く羽目になっても、それはそれでいい。昔もやっていたし」と語った。
デップは、2001年の映画「ブロウ」で共演したペネロペ・クルスと再びタッグを組み、ライオンズゲートのアクションコメディ映画「Day Drinker(原題)」でハリウッド復帰を果たす予定だ。
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