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三宅唱監督最新作「旅と日々」に河合優実&髙田万作【30秒予告あり】

2025年7月1日 15:00

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ティザービジュアル
ティザービジュアル
(C)2025「旅と日々」製作委員会

三宅唱監督が、つげ義春の漫画「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作に、シム・ウンギョン堤真一を迎えて撮り上げた実写映画「旅と日々」に、河合優実とオーディションで選出された髙田万作が出演していることが分かった。また、公開日が11月7日に決定。併せてティザービジュアルと30秒予告編が披露された。

ケイコ 目を澄ませて」(22)、「夜明けのすべて」(24)など、作品を発表するごとに国内の映画賞を席捲し、ベルリン国際映画祭にも3作品が出品されるなど、現在の日本映画界をけん引するひとりとなった三宅監督。最新作「旅と日々」は、脚本家の李(シム・ウンギョン)が旅先でのべん造(堤真一)との出会いをきっかけに、人生と向き合っていく過程を李本人が綴っていく物語。ひっそりと身を寄せ合う登場人物たちが、やさしさと愛おしさあふれるまなざしで描かれる。

画像4(C)2025「旅と日々」製作委員会
画像2(C)2025「旅と日々」製作委員会

30秒予告は、「行き詰まった脚本家が旅に出た」というコピーから始まり、脚本家の李がひょんなことからたどり着いた雪荒ぶる山奥のおんぼろ宿で、宿主のべん造から「幸せな気分さ、なる話はどうだや?」と問いかけられる姿や、眼鏡を曇らせながら、うどんを満足そうに頬張る姿を捉えている。続けてべん造から「なしてこんなとこ来たの?」と尋ねられ、「なんとなくです」と答える李に呼応するように、夏の海で「なんにもしたくなくて」と答える渚(河合優実)の姿が映し出される。雪深い山奥と夏の海辺の風景が行き交う映像、そして「毎日が旅の途中だ」というコピーそのままに、日常と非日常が交錯する旅路を描いている。音楽を担当するのは、今や三宅作品には欠かせない存在となったHi'Spec。

ティザービジュアルは、雪景色の中に佇む李と、なにやら木桶をのぞき込むべん造、海辺を歩く渚が、いずれも遠景から配置されており、どこまでも続きそうな雪景色と、青く広い空と海の中におかれた人物の姿が印象的なビジュアルに仕上がっている。また、クレジットに、つげ義春作品には欠かせない佐野史郎の名が連なっており、過去三宅唱監督作品に出演してきた斉藤陽一郎松浦慎一郎足立智充梅舟惟永らがこれに続いている。

画像3(C)2025「旅と日々」製作委員会

新たに公開された3点の場面写真は、脚本家として執筆活動に一心に取り組む李、どこかおかしみのある李とべん造が囲炉裏を囲む姿、そして夏の海で風を受ける渚と夏男(髙田万作)の姿を捉えている。

旅と日々」は、11月7日からTOHOシネマズシャンテ、テアトル新宿ほか全国ロードショー。追加出演が明らかになった河合と髙田のコメントは、以下のとおり。


――本作のお話をもらった時、率直にどのように思いましたか。
きみの鳥はうたえる」が大好きで、いつか三宅監督とご一緒したいと思い続けていたので、すごく嬉しかったです。
――脚本を読んで、どう思いましたか。
ふたつの原作を、夏と冬でメタ的に構成しなおすことに驚きがあり、とても面白いと思いました。また、三宅監督が何か新しいことに挑戦している印象があったので、一緒に映画を作ることが楽しみな脚本だと思いました。
――三宅監督との仕事は如何でしたか?
最初に、「監督と演者というより、一緒に作っていく人として接します」と言ってくださったのですが、それがすごく嬉しかったです。三宅さんは気さくで話しやすい方ですが、環境づくりはとにかく丁寧で、素晴らしい現場でした。
――完成した映画を観て
傑作だ、と思いました。ほんのささやかな物語の中に、無数の感慨があります。全てのカットが、本当に美しいものを撮っている、または、本当に畏れながら撮っている、という感じがして、そういう意味での嘘のなさに、感動しました。皆さんの素晴らしい仕事の結集だと思います。自分がこの映画の中に残っていることが嬉しいです。

――本作のお話をもらったとき、率直にどのように思いましたか
オーディションの話を頂いた時から、三宅唱監督作品という事もあり「絶対にやりたい」と思っていましたし、自分にとって必ず転機になる作品だと確信していました。合格の連絡をもらった時は、プレッシャーもありましたが、それ以上に早く現場に入りたい気持ちが強かったです。
――脚本を読んで、どう思いましたか
原作の、「海辺の叙景」の少し怖くて、でも目を離せないあの感覚が、脚本に上手く落とし込まれているなと思いました。読みながら、この先2人はどんな結末を迎えてしまうんだろうと、少しゾワゾワした気分になりました。
――三宅監督との仕事は如何でしたか?
監督自身が、現場をすごく楽しまれてるなと思いました。いつも笑顔で、スタッフの方と楽しそうに試行錯誤されてる姿が、すごく印象的でした。演技指導に関しても、監督の言葉ひとつひとつが信頼に満ちていて、難しい演技にも安心して挑戦することができました。
――完成した映画を観て
ただそこに立って、風を受けながら、場所に身を委ねる。旅なんてそれだけで十分だと思える映画でした。言葉に囚われていた主人公が、この旅を通して少しずつほどけていく様な感覚が、皆さんにも伝わればいいなと思います。素敵な作品に関わることが出来て光栄でした。

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