中島健人、「スーパーマン」ジェームズ・ガン監督からのメッセージに感激「スーパーうれしい！」

本作は、アメコミ史上最も歴史のあるヒーロー、スーパーマンの活躍を描く完全新作。普段はクラーク・ケントとして大手メディアであるデイリー・プラネット社の新聞記者として平凡に働き、その正体を隠すスーパーマン（デビッド・コレンスウェット）。そんな彼を人類の脅威と考え、陥れようとする最大の宿敵であり最高の頭脳を持った天才科学者にして大富豪レックス・ルーサー（ニコラス・ホルト）に立ち向かう。

中島はスーツ＆メガネ姿を披露し、「クラーク・ケントの普段の装いを意識しました」と主人公へのリスペクトを込めたという。「お衣装を選ぶ時から気合いが入っていて。どれが一番クラーク・ケントに近いかなと意識しました」と語ると、チョコレートプラネットから「クラーク・ケンティーだ」とツッコミが入り、中島も「クラーク・ケンティーです。ベストなクラーク・ケンティ。ベスティです」と冒頭から息のあったやり取りで会場を盛り上げていた。

スーパーマンの大ファンだという中島だが、「アニメ版から大好き。『ジャスティス・リーグ』でも、センター的立ち位置。ずっと昔から憧れていた」と告白。さらに「名前の由来でもある。クラーク・ケントのケントから、健人って名付けられたんです」と明かすと、チョコレートプラネットの2人も「マジで？　嘘ナシ!?」とびっくり。クリストファー・リーブが演じていた時代から、家族はスーパーマンが大好きで、家にはグッズもたくさんあるという中島。「クラーク・ケントのように強く、健やかな人になれというのが名前の由来なんです。今日はイベントに行ってくるねと、両親にも報告しました。うらやましがっていました」と喜びをにじませていた。

チョコレートプラネットの2人は、メトロポリス市民として日本語吹替え版にも出演を果たす。長田は「めちゃめちゃ光栄でした。直接スーパーマンとやり取りをする役。世界観を崩さないように必死に頑張りました」と奮起したとのこと。松尾は「市民役」と役柄を紹介し、「もちろんスーパーマンの活躍も目が離せませんが、僕は一言しかセリフがありません。それも目が離せません。ぜひ劇場で観てください」と熱くアピールした。

本作のプロモーションでは“TT兄弟ならぬ”、“SS兄弟”として活動している2人と中島が一緒に“S”ポーズを披露する一幕もあったが、「赤のマントに青のスーツ、そして“S”」とスーパーマンの魅力を口にした長田は「庄平もS。シンパシーを感じます。スタイリッシュのS！」、松尾も「駿も“S”！運命じゃん！」と声を弾ませ、「すごくきれいのS！」とポーズを決めると、中島も「僕が目指している、永遠のセクシーの“S”！」と続いて、大きな笑顔を見せていた。

またスーパーマンの愛犬クリプトが登場することでも話題の最新作にちなみ、ステージでは中島の愛犬、ボニータの写真も公開。中島は「うちの“スーパー”ボニータ。『歯、きれいだね』と言うと、にっこり笑うんです。スーパーパワーを持っています」と愛情を傾けていた。

全世界で事前の一般試写が行われず、その全貌が未だ明らかとなっていない本作。現在、ガン監督やキャスト陣がワールドツアーを行なっているが、その場で上映されているスペシャルが、このイベントに集ったファンに向けて特別にお披露目となった。

さらに、ガン監督から、チョコレートプラネットと中島宛にスペシャルメッセージも到着。映像の中ではガン監督が3人の名前を呼びかけ、中島には「君のような日本のスーパースターがスーパーマンを愛してくれていると聞いて、とてもうれしいです。そして驚きと運命を感じています。君の名前がクラーク・ケントから来ているなんて」と心のこもったメッセージが。中島は「名前を呼んでいただけただけで！　しかも由来と知っていただけていることが、すごく、スーパーうれしい」と感激しながら、「これから我々の出演があるかもしれない。デイリープラネットのアジア人の記者とか。超やりたいです」と意欲をのぞかせていた。

「スーパーマン」は7月11日から日米同時公開。