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吉沢亮「うれしい限り」 異例ヒットの主演作「国宝」興収50億円射程距離

2025年6月23日 21:42

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吉沢亮
吉沢亮

俳優の吉沢亮が6月23日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた主演作「国宝」の大ヒット御礼舞台挨拶に登壇。「たくさんの皆さんに愛していただき、うれしい限りです。もっともっと広がってくれれば」と映画のさらなる飛躍に期待を寄せた。

6月6日に全国356館で封切り。公開から日を追うごとに観客動員、興行収入ともに伸び、6月22日までの公開17日間で観客動員152万人、興行収入21.4億円を突破。舞台挨拶当日に発表された、国内映画ランキングでは、公開3週目にして、ついに首位奪取。東宝によると、興収50億円が射程圏内となり、60億円到達も見込める大ヒットを記録中だ。

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吉沢のもとにも、本作を鑑賞した知人から多くの連絡があるといい「いままでにない量ですね。すごく熱のこもったメッセージをたくさんいただく」とうれしい悲鳴。「個人的に一番うれしかったのは、同い年で俳優をやっている知人が『役者ってかっこいい仕事なんだと改めて思った』と言ってくれて。グッとくるものがあり、うれしかった」と、喜びを噛みしめていた。

役柄については、「お芝居しているときは、一番楽しく、一番苦しい。お芝居しかない感じというか、お芝居を通して生きている実感を味わうところは、似ているというより、理解できる」。普段は「めちゃくちゃ体が硬い」といい、「のけ反るシーンは、何度も稽古を重ねて、撮影に入る直前にようやくできるようになった。歌舞伎を成立させるために、やれることは何でもやった」と、歌舞伎役者を演じる上での心構えを語った。

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原作は、人気作家・吉田修一氏が3年間にわたり歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を血肉にし、4年の歳月をかけて書き上げた上下巻800ページを超える大作。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・立花喜久雄の50年を描く。

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悪人」「怒り」に続き、吉田氏の小説を映画化した李監督は、「(右肩上がりで)数字が伸びることがうれしい。なかなかないことなので」と、異例のヒット動向に確かな手応え。「年齢問わず幅広く見ていただいているようで、それに『映画館で見て良かった』という声も聞くので、この作品は配信ではなく、映画館で見ないとという波が起きているのはうれしい。皆さんにとって“宝物”のような映画になることを願います」と、客席に思いを伝えた。

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以前から、李監督の作品に出演したいと熱望していた吉沢は、「すごい怖いよとか、何10テイクも撮るとか、事前に聞いていたので、覚悟して現場に入ったが、怖いというより、むしろ逆に愛情を感じた」と回想。その理由を「どでかい壁が立てられるが『お前なら、超えられるよね』という絶大な信頼を寄せてくださいので、安心感がハンパなかった」と説明した。

一方、李監督は「(演技を)出しきっても、まだ何か隠している感じ。『あっ、また別の扉が開いたな』と思うこともあり、非常に面白い人」と、吉沢の魅力を分析すると、当の吉沢は「僕は何も隠していません」と恐縮しきりだった。

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