渡辺翔太、黄色い歓声ゼロに戸惑い 吉田鋼太郎「思いあがんな(笑)」【「事故物件ゾク」完成披露】
2025年6月18日 14:35

大ヒットホラーシリーズの最新作「事故物件ゾク 恐い間取り」の完成披露試写会が6月18日、都内で行われ、映画単独初主演を務める渡辺翔太(Snow Man)をはじめ、共演する畑芽育、吉田鋼太郎、加藤諒、2020年に公開されて大ヒットを記録した前作「事故物件 恐い間取り」に続きメガホンをとる中田秀夫監督が出席した。

映画の上映後、ファンの前に登壇した渡辺は開口一番「いいですか?」と切り出し、「こういうときって、登場すると黄色い声援が出ると思ってスタンバイするんですけど、結構シーンとしていて……。皆さん、どうしたんですか?」と客席の静寂に戸惑いの表情を見せた。
そんな場内の雰囲気について、吉田は「この映画はラスト、泣ける部分もあるから、恐らく皆さん余韻に浸っているんじゃないか。だとすれば、この映画は成功。しょっぴー(渡辺の愛称)って叫びたいけど、それどころじゃない」と、貫禄のフォロー。「いまのお言葉で、モヤモヤが晴れました」(渡辺)、「人気が落ちたとかじゃない。思いあがんな(笑)」(吉田)と軽妙なやり取りで、ファンの笑いを引き出した。

渡辺演じる“事故物件住みますタレント”ヤヒロの恋人役を務めた畑は、「自分がおびえたり、ひょう変する姿に自分で怖くなってしまった。こんな経験は初めて」と新境地に確かな手応え。加藤は3軒目の“降霊するシェアハウス”でヤヒロの同居人となる人物を演じ、「前作にも出ているので『えっ、どういうこと?』って。でも、役名が違うので。自分たちのシーンは、撮影は和やかだったが、映画を見たら怖いじゃん、どうしようと思った」と振り返っていた。

舞台挨拶では、原作「事故物件怪談 恐い間取り」シリーズの作者で、実際に事故物件に住み続ける芸人・松原タニシと中継をつなぎトークを展開。現在住むのは、24件目の事故物件だと明かし、「夜中に歌声が聞こえる」。主演を務めた渡辺については「優しく実直な人なので、(霊にとりつかれやすく)事故物件に住むセンスがある」と太鼓判を押していた。

途中、場内の照明が消え、明るくなった瞬間、渡辺の肩に“手”の模型が乗っているというホラー映画ならではの恐怖演出も。サプライズに驚く畑や加藤を尻目に、渡辺は「ちょっとスタッフさんが手こずっちゃって、なかなか手が乗らずに(笑)。だから、暗転が長かった」と種明かししていた。
「事故物件ゾク 恐い間取り」は、7月25日に全国で公開。「Snow Man」12枚目のシングルとなる新曲「SERIOUS」が主題歌に起用されている。
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