深川麻衣、“梅干し愛”を熱弁「毎日1粒食べている」【「ぶぶ漬けどうどす」公開記念舞台挨拶】
2025年6月7日 22:30

古都・京都を舞台に、京都愛が高じて主人公が大騒動を巻き起こすシニカルコメディ「ぶぶ漬けどうどす」の公開記念舞台挨拶が6月7日、東京・テアトル新宿で行われ、主演の深川麻衣、共演する室井滋、小野寺ずる、大友律、松尾貴史、冨永昌敬監督(「白鍵と黒鍵の間に」)が出席した。
東京から京都に引っ越してきたフリーライターの澁澤まどか(深川)は、嫁ぎ先の老舗扇子店の暮らしぶりをエッセイ漫画にしようと、義実家や街の女将さんたちの取材を始めるが、「本音と建前」を使い分ける県民性を知らずに、女将さんたちを怒らせてしまう。疑心暗鬼に陥った“ヨソさん”まどかの攻防戦が始まる――。タイトルは、京都人が早く帰ってほしい客に対して、遠回しに言う嫌味のこと。

深川は「無事に公開できてうれしい。ひとりでも多くの方に見ていただければ」とアピール。「この映画は魅力を言葉で説明するのは難しいが、面白いと思ったら、周りの人たちに伝えてもらえれば」と客席に呼びかけた。
主人公の京都に対する“偏愛ぶり”が見どころになっており、司会者から「愛情を注いでいるものは?」と問われると、深川は「梅干しです」と回答。「ちっちゃい頃から大好きで、種の中にある、さらに小さな種を喉の奥で詰まらせてしまったことも。いまでも大好きで、毎日1粒食べている」と梅干し愛を熱弁。ロケ地の京都で出会った梅シロップの紅茶割りにもハマったといい、「これから暑くなる時期におすすめです」と話していた。


同じ質問に、まどかの義母の澁澤環を演じる室井は「お相撲」と答え、「推しの力士さんが登場すると、一緒に四股を踏んでいる。相当(金額が)高いみたいですけど、いつかは砂かぶり席に座って、テレビに映るのが夢」と相撲愛を披露。まどかの義父で環の夫・澁澤達雄役の松尾は、「カレーですね」と回答。カレー店のオーナーを務めるほどのカレー好きで「カレーばっかり食べている。多いときは、日に2回。京都の撮影でも毎日食べていた」と、カレーへの愛情を語っていた。
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