韓国ユースカルチャー最前線! 「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」に登場する印象的なスポットを一挙ご紹介
2025年6月4日 18:00

キム・ゴウンとノ・サンヒョンが共演した「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」には、韓国のユースカルチャーが垣間見えるさまざまな場所が登場。この記事では、聖地巡礼もできる観光スポットの数々をご紹介する。
本作は、イ・オニ監督(「女は冷たい嘘をつく」)が、世界三大文学賞のひとつである国際ブッカー賞や、国際ダブリン文学賞にノミネートされたパク・サンヨンのベストセラー小説を映画化するもの。自由奔放でエネルギッシュなジェヒ(キム・ゴウン)は世間のルールに縛られず、恋愛と夜遊びを全力で楽しみながら生きている。一方、フンス(ノ・サンヒョン)はゲイであることを周囲に隠しながら、孤独と向き合う日々を送っていたが、ジェヒに刺激され、徐々に外の世界へと踏み出していく。
そしてふたりは互いの「自分らしさ」を励まし合い、次第にかけがえのない存在に。大学を卒業し、それぞれの道に進んでも、ふたりの関係は変わらないはずだった。だが、社会に出たふたりに人生の大きな転機が訪れ、大切な友情に思いがけない危機が降りかかる。

ジェヒとフンスが出会った大学のシーンは、2カ所で撮影された。ひとつは東大門区にあるソウル市立大学で、主に外ロケを敢行。緑に溢れたキャンパスで、ドラマの撮影などでも多く使用されている。周囲には高麗大学、慶煕大学、韓国外国語大学など大学が集まっており、地下鉄1号線・清涼里駅からバスで5分ほどの場所にある。
教室内での撮影は、徳成女子大学校で行われた。ソウル中心地から少し離れた道峰区にあり、落ち着いた環境で、国際交流に力を入れている学校だ。

夜遊びにも精を出すジェヒとフンス。ハメを外して遊び倒すふたりの“行きつけ”クラブは5カ所あり、梨泰院や弘大など、若者に人気のエリアで撮影された。

芸術系の弘益大学を中心に、街全体にアートな雰囲気が漂い、おしゃれなレストランやカフェが立ち並ぶ、観光スポットとしても人気のエリア。夜遊びスポットとしても知られており、週末はクラブ通いの若者で賑わう。
撮影で使われたのは、EDMやHIPHOPが中心で、有名DJも登場する「CLUB.G1」、韓国ドラマにたびたび登場し、日本人にも知られる「CLUB TRACK」、そして「Shark pub」(いずれも麻浦区)。また、ジェヒとフンスが酩酊し、うっかりお揃いのタトゥーを入れるタトゥーショップは「jangsumalbeo1」。酒に酔った状態でタトゥーを入れたフンスは、後にある悲劇に見舞われることに……。
また、ジェヒが弁護士の恋人と出会うバーは「Bar Kian」(麻浦区)。煉瓦づくりのような内装が特徴的で、店内ではレコードが流れており、タトゥーショップ「jangsumalbeo1」からほど近い場所にある。

韓国・ヨーロッパ・アメリカ・中東など世界中の文化がミックスされ、屋台グルメ、おしゃれなカフェ、ショッピング、ナイトクラブなどを楽しめる人気スポット・梨泰院。ここでは、フンスが通うゲイ・ナイトクラブとして、「Eagle Seoul」と「GYM CLUB SEOUL」(※いずれもゲイオンリー)で撮影が行われた。
ジェヒとフンスが共同生活を送ることになるアパートメントのシーンは、梨泰院エリアで撮影。ふたりが勉学に励み、夜は遊び倒す、いかにも若者らしい生活を謳歌している様子が想像できる。

ジェヒとフンスのショッピングシーンが撮影されたのは、韓国発のストリート系セレクトショップ「ALAND」の、ソウルの富裕層エリアとして知られる江南区のショップ。「ALAND」はリアルな韓国最旬トレンドをチェックできる人気ショップで、日本でも渋谷・大阪・埼玉に店舗を構えるほか、通販も展開している。
江南区には、社会人となったジェヒが会社の飲み会で訪れる居酒屋も存在する。撮影が行われた「Osu Yangpuni Dongtae Jjigae」はその名の通り、スケトウダラの“トンテチゲ”の専門店。地元民に愛されるお店で、グループでの集まりに最適だ。ジェヒは無意識で繰り出される上司や同僚の理不尽で不躾な言葉に晒される社会人生活を送っていたが、ここで我慢や同調をやめて再び自分を取り戻す、ある出来事が起こる。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)