ちゃんみな、主題歌担当『か「」く「」し「」ご「」と「』で「今までの私になかった心臓が一個増えた」 舞台挨拶にサプライズ登壇
2025年6月3日 13:00

「君の膵臓をたべたい」の住野よる氏による人気小説を映画化する『か「」く「」し「」ご「」と「』の公開記念舞台挨拶が6月2日、東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの奥平大兼と出口夏希、監督の中川駿、サプライズゲストとして主題歌を担当したちゃんみなが登壇した。
5月30日に公開された本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー。エンドロールに流れる主題歌「I hate this love song」も話題を呼んでいる。奥平は「初号試写で楽曲を聴いたときに、ピッタリだと思った。ちゃんみなさんの初恋の時の事を書いてくださったらしく、雰囲気や曲に説得力があって『ありがとうございます!』という気持ちでした」と感激。出口も「エンドロールで初めて楽曲を聴いたときに、この映画に登場する5人の青春を1曲にしたような曲で、懐かしさと愛おしさがあり、しばらく余韻に浸っていました。映画のタイトル“かくしごと”が歌詞に入っていたのも嬉しいです」と絶賛した。

そんな中、登壇者&観客に完全サプライズでちゃんみなが登場。まさかの登壇に会場からは揺れるような悲鳴が上がり、ちゃんみなと初対面の奥平と出口も「ヤバい!」と大絶叫で“目が点”状態だ。ちゃんみなは「誰も私の登壇を本当に知らなかったようで。スタッフさんから『秘密なんで』と言われて会場入りもスパイみたいな雰囲気で入ってきました。皆さんが主題歌の事をなんて言ってくれているのか、舞台袖で聞き耳を立てていました」と大喜びだった。
ちゃんみなは本作について「私は生粋なホラー&スリラーファンでラブストーリーは観ないタイプだったけれど、そんな私でも泣いちゃった。今までの私になかった心臓が一個増えたと思った」とオリジナリティあふれる表現で賞嘆。原作もすでに読んでいた事から「映画を観た時に『やったな、コレ!』と思いましたし、原作にないシーンも『粋だわ…』と思いました。原作と映画の良さの両方があって、原作と映画どちらも見たいと思わされた」と語る。映画主題歌の担当は初だったが「元々は10年くらい前に作った曲で、今回の映画のためにサビ以外を作り直しました。私の初恋を書いた曲だったので、映画を観て“あの曲だったらいいかも…”とすぐに作った」と秘話を明かした。


ちゃんみなの絶賛評に奥平は「嬉しいです!そもそも主題歌担当の方に会えないことが多いので、いつ頃作品をご覧になったんですか?」などと興味津々。改めて奥平は本作を通して「人間関係に関して悩むことはあるかもしれないけれど、でもそれでいい。もう悩むのは止めようと思った。そして思ったことは口に出す。その大切さを知りました。相手の表情や空気を読むことでは相手をわかったことにはならないので」と学びがあったようで、出口も「自分の思いを口に出すことは大事。私も思ったことを口に出すことは苦手で後悔する事は多いけれど」と実感を込めていた。
一方、ちゃんみなは本作を観た後に「告っちゃえと思うんですよ!」と提案。奥平は「学生時代に戻りたい!」と大興奮で、出口も「熱い!」と大盛り上がり。ちゃんみなは「この映画を観て自分の初恋を改めて思い出した。その人とのデートが映画館で、座っている椅子の下で手をつないだ甘酸っぱい思い出がある。この映画が勇気を出すきっかけになって欲しい。あなたたちの幸せを応援しています!」と観客にエールをおくった。


最後に中川監督は「素晴らしい音響環境で主題歌を聴けるのは映画館ならでは、です!末永く本作を映画館で宜しくお願いいたします」とアピール。ちゃんみなは「最近私も結婚・出産をしたことで、生きていればいい事があるなと思いました。行動を起こして失敗したとしてもそれが良い形で自分に戻って来る事を私は知っているので、この映画を通して“生きていればいいことある”という勇気が出たらいいなと思います」と呼び掛ける。

出口は「この作品は学生ならではの敏感な心や擦れ違い、もどかしさが繊細に描かれている作品なので学生さんには背中を押してくれるような内容になっているし、上の世代の方には懐かしいなと思えるお話になっていると思うので、色々な世代の方々に観て頂きたいです。ぜひエンドロールまで席に座って余韻に浸っていただきたいです」とアピール。

奥平は「住野よる先生は、この映画は『自分は自分のままでいいと肯定してくれるような映画だ』と仰っていて、まさにその通りだと思います。原作も色々な視点で読めると思うので、そちらもチェックしていただくと僕も住野先生も嬉しいです。そしてもう一度好きな人を連れて映画館に来てください」とさらなるヒットに期待を込めていた。
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