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菜々緒「キャンドルスティック」で国際映画デビュー! “共感覚”をもつ女性が、AIを騙すミッションに挑む本編映像

2025年5月28日 12:00

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数字に色を感じる“共感覚”をもつ杏子を演じた菜々緒
数字に色を感じる“共感覚”をもつ杏子を演じた菜々緒
(C)2025CANDLESTICK PARTNERS

阿部寛が主演を務めるマネーサスペンスで、日本と台湾の共同製作映画「キャンドルスティック」で国際映画デビューを飾る菜々緒の本編映像と場面写真がお披露目された。映像では、数字に色を感じる“共感覚”をもつ杏子(菜々緒)が、刑務所上がりの元天才ホワイトハッカー・野原(阿部)から託された、人生をかけたミッションに挑む緊張感溢れるシーンが切り取られている。

原作は、川村徹彦氏による「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」。野原は、自分と同じく“共感覚”をもつ杏子と出会い、恋に落ちる。ある日、台湾の野心的な企業家・リンネ(リン・ボーホン)は、FX市場を利用し一儲けするため、野原とかつての仲間たちに声をかける。その作戦は、金融取引の番人であるAIを騙すこと。決行日は元号が変わり、金融機関のシステムが一番油断して混乱する、円が最も隙だらけの日――2019年5月7日だ。

一方、川崎工業地帯では難民・移民の子のための「夜光ハウス」が、立ち退き寸前の危機に陥っていた。施設を守るファラー(サヘル・ローズ)とイランのハッカー・アバン(マフティ・ホセイン・シルディ)は、返済のためのある計画を練る。ふたつの計画の日時は、奇しくも一致していた。日本・台湾・イラン・ハワイなど6都市を舞台に、10人の男女の思惑と運命が交錯する。

本編映像では、色鮮やかなキャンドルスティック(金融商品の価格変動を視覚的に表した価格チャートの形式)を見つめる杏子を活写。野原の「僕の名義で50万ドルが使える。これを全額掛け金にして、いまから2分後、12時きっかりに勝負してほしい」という、ミッション開始を告げる言葉が響いている。

菜々緒が演じる杏子は、ごく平凡な主婦だったが、野原との出会いを経て、金融の世界に足を踏み入れる。野原の存在が彼女の運命を大きく動かし、マネーサスペンスの中心人物として覚醒していく過程は、物語のもうひとつの軸で、大きな見どころにもなっている。

野原にとって杏子は、心を許し計画を託すほどの相手であり、過去の過ちを背負う彼にとっての安らぎでもある。一方の杏子も、野原に対して尊敬と愛情を抱きながら、人生をともにする覚悟を決める。つまり杏子は、野原の思想と技術を継ぐ“弟子”であり、“パートナー”でもある重要なキャラクターで、物語に深みを与える存在だ。

菜々緒は「“共感覚”という特殊な能力を持つ人物を演じるのは初めてで、不安や緊張もありました」と振り返る。本作で初共演を果たした阿部は、「菜々緒さんのように成長し続ける俳優とご一緒できたことで、自分自身の作品への関わり方も自然と見えてきて、非常に刺激的で楽しい経験でした」と語っている。

キャンドルスティック」は、7月4日に東京・新宿バルト9ほか全国で公開。

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