木竜麻生&森田望智が人工衛星を作って宇宙を目指す NHK夜ドラ「いつか、無重力の宙で」9月8日放送スタート
2025年5月26日 18:00
本作は、ごく普通の30代女性たちが、いつの間にかそっと手放した夢を、仲間と共に拾い直す物語。ドラマ「クラスメイトの女子、全員好きでした」などを手掛けた武田雄樹が、オリジナル脚本を手掛ける。
大阪の広告代理店に勤める望月飛鳥(木竜)は、上司や部下の間に挟まれて仕事に忙殺されていた。“軌道から外れないように、できることを無難にこなす” そんな風に毎日をやり過ごしていた飛鳥の前に、かつての同級生・日比野ひかり(森田)が13年ぶりに現れる。飛鳥は高校時代、ひかりを含めた天文部の友人たちと「一緒に宇宙に行こう」と約束をしていたことを思い出す。
夢に蓋をしながら生きていた飛鳥と違い、ひかりは大人になってからも宇宙飛行士になることを本気で目指していた。しかし、そんなひかりの夢は、宇宙飛行士選抜試験を受ける直前、絶たれてしまったという。落ち込むひかりに、飛鳥は「宇宙飛行士にはなれなくても、「超小型人工衛星」だったら、今の私たちだって宇宙を目指すことができるかもしれない……!」と提案し、かつての天文部の友人たちを集めることに。自由奔放な周、しっかり者の晴子。夢を語ることすらままならなかった大人たちの日常が、少しずつ輝き出す。
主人公・飛鳥を演じるのは、「福田村事件」(23)や「熱のあとに」「かくしごと」(ともに24)などに出演し、第78回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品された「見はらし世代」(今秋公開)でも注目を浴びている木竜。本作について「年齢を重ねれば重ねるほど、得るものと失った気がしてしまうものがあって、それを丁寧に拾い上げようとしている作品だと思います」と語り、「宇宙という果てしないものへの憧れを通して、大切なものを少しずつ見つけたり、また見失ったりしながらも日々を暮らしていく人々を、どうか肩の力を抜いて見守ってもらえたらと思います」とコメントを寄せた。

あることがきっかけで宇宙飛行士への夢を断念したひかり役は、NHK連続テレビ小説「虎に翼」や Netflix映画「シティーハンター」で注目され、ドラマ「恋は闇」に現在出演中の森田。夜ドラへの出演は、「作りたい女と食べたい女」以来2作目となる。「全編大阪での撮影は初めてでしたが、懐かしいような温かいような活気ある空気を感じながら、一歩一歩丁寧に時間を進めている毎日です」と充実した日々を明かし、「平日夜のささやかな15分。私たちと一緒に夢を追いかけてくださったら幸せです」と呼びかけた。
「いつか、無重力の宙で」(各話15分・全32回)は、9月8日より毎週月~木曜午後10時45分からNHK総合で放送。キャスト陣と制作陣のコメント全文は以下の通り。
オリジナルの脚本を読ませていただいた時から、この作品で主演を務めさせていただけること、とてもうれしく、それと同時にわくわくと緊張に背筋が伸びる思いで撮影に臨んでいます。
年齢を重ねれば重ねるほど、得るものと失った気がしてしまうものがあって、それを丁寧に拾い上げようとしている作品だと思います。
宇宙という果てしないものへの憧れを通して、大切なものを少しずつ見つけたり、また見失ったりしながらも日々を暮らしていく人々を、どうか肩の力を抜いて見守ってもらえたらと思います。
見てくださる皆さんの日常の重力が、ほんの少しでも軽くなりますように。
全編大阪での撮影は初めてでしたが、懐かしいような温かいような活気ある空気を感じながら、一歩一歩丁寧に時間を進めている毎日です。
宇宙のように無限大の夢であふれていた“あの頃”。
記憶の隅からその時の自分を優しく引っ張り出して、「そんな時もあったなあ」とフフッと口元が緩む。
明日一日が少し希望で満たされるドラマをお届けできたらなと思っています。
平日夜のささやかな15分。
私たちと一緒に夢を追いかけてくださったら幸せです。
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