トム・ハーディ×ガイ・リッチーのクライムサスペンス「モブランド」場面写真&特別映像を公開
2025年5月23日 12:00

主演をトム・ハーディが務め、ガイ・リッチーがメガホンをとるクライムサスペンスドラマ「モブランド」が、Paramount+で独占配信される。このほど、本作の舞台である“クズ”と“ワル”だけが蔓延る裏社会を映し出した場面写真と特別映像(https://youtu.be/TLJ8LYUSKQ0)が公開された。
本作は、アメリカでの配信開始から最初の7日間で視聴者数880万人を記録し、グローバルシリーズ作品としてParamount+史上最大の数字を記録した話題作。イギリス・ロンドンを舞台に、莫大な富と権力が渦巻く裏社会を牛耳る犯罪一家ハリガン家に忠誠を誓う“最強のフィクサー(もみ消し屋)”ハリーの物語だ。

場面写真は、苛烈な運命に翻弄されるハリー(トム・ハーディ)と、彼を取り巻く悪人だらけの色濃いキャラクターたちを捉えている。拳銃を構え、鋭い眼光でターゲットを狙うハリーの姿や、ハリーが忠誠を誓う犯罪組織の主コンラッド・ハリガン(ピアース・ブロスナン)が裏切り者に銃を突きつける姿、そのコンラッドの妻で“裏社会の切れ者”メイヴ・ハリガン(ヘレン・ミレン)が夫と共に不敵な笑みを浮かべる姿、神妙な面持ちで誰かの葬儀に参加するハリーの姿を確認できる。
特別映像は、フィクサーとしてあらゆるもみ消しを行うハリーの姿や、彼が絶対に逆らえないであろうコンラッドと底知れぬ恐ろしさを感じさせるハリガンの姿が見て取れる。
組織のために汚れ仕事をこなしていくミステリアスなハリーについてトム・ハーディは、「タフなキャラクターとは逆の方向をいく人物を求めていた。ハリーは感情を抑え、目立たずに、権力の中枢まで静かに入り込んでいける人物だよ。僕はキャラクターに予測不能さを持たせるのが好きなんだ」と語り、映像だけでは予想できないハリーの一面があることを告白している。

また、「007」のジェームズ・ボンド役があまりにも有名なピアース・ブロスナンは、「人々は私をジェームズ・ボンドとして認識しています。それは決して消えることはないが、それでもいいんです。私はこれまで長いキャリアを積んできましたし、常に仕事を楽しむことを両立させてきました。そうすると、コンラッドのような贈り物ともいえる役が舞い込むこともあるんです」と、自身が演じたコンラッド役の魅力を明かした。
アカデミー賞俳優で、メイヴ役を演じたヘレン・ミレンは「メイヴは深い野心と冷酷さを持ち、悪い人間を描いた作品に登場する悪役です。そんなキャラクターを本当に面白くするのは、その力ではなく、その弱さなんです」と語り、自身が演じた役を分析してみせた。

コンラッドとメイヴが治めるハリガン家は誰一人近寄せない強大な権力を持っていたが、莫大な富と権力を狙う者によって、その絶対的な立場が徐々に崩れ始め、ファミリーの命運はハリーの手に託されることになる。くせ者だらけで誰一人信用できない裏社会で暗躍するハリーは、欲望が渦巻く抗争の果てに生き残ることができるのか。
関連ニュース





