【第78回カンヌ国際映画祭】二宮和也&小松菜奈「8番出口」深夜上映で2300人総立ちの喝采!
2025年5月19日 18:00

開催中の第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションミッドナイト・スクリーニング部門に出品された、映画「8番出口」(英題:「Exit 8」)が、現地時間5月19日深夜0:30に映画祭のメイン劇場「グランドシアター・リュミエール」で上映され、映画祭に参加した二宮和也と小松菜奈、川村元気監督らが2300人総立ちの拍手と大歓声を浴びた。
「ミッドナイト・スクリーニング」部門は、映画祭期間中、深夜に特別上映される映画枠であり、アクション・スリラー・ホラー・ドキュメンタリーなどジャンルを問わず、大胆で独創的で、常識を覆す作品が選出される映画祭の公式セレクションのひとつ。これまでに、世界的大ヒットを記録した「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2017)や第97回アカデミー賞国際長編映画賞の香港代表に選出された「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」(2024)など、注目作品を輩出している。
(C)Kazuko Wakayama上映前には、本作が初のカンヌ国際映画祭参加となる二宮と小松、そして2023年の「怪物」以来の2年ぶり、監督としては初のカンヌ参加となる川村監督、さらに脚本家の平瀬謙太朗が、映画祭メイン会場の前のレッドカーペットに登場。 二宮はタキシード、小松は大胆なシースルーの黒のロングドレスに身を包み、川村監督やスタッフと共に笑顔で手を振りながら歩いた。
(C)Kazuko Wakayama上映会場全2300席のチケットは完売し、深夜にも関わらず超満員。二宮や小松、川村監督は、立ち上がった観客から拍手で迎えられた。本編終了後、エンドロールが流れ始めると、会場からは再び拍手が。そして、音楽が完全に鳴り止んだ瞬間、2300人総立ちの拍手と大歓声のスタンディングオベーションが、奇しくも8分間巻き起こった。
(C)Kazuko Wakayama驚きの光景に、二宮は笑顔で端から端の観客に手を大きく振り続け、小松は瞳を潤ませながら、川村監督は「Merci beaucoup!(ありがとう!)」と、全身全霊で応えた。公式上映を無事に終えた面々は「よかったね~!」と満面の笑顔で拍手。二宮は「カンヌの皆さんに温かく受け入れてもらえて良かったです。海外で映画を観るのは初めなので貴重な経験ができましたし、何よりいい思い出になりました」、小松は「上映前から拍手で盛り上げてくれた観客の皆さんと、最初から最後まで同じ空間で一緒に映画が観られたことはとても意味のあることですし、真剣に作品に向き合ってきて良かったなという報われた気持ちと、そんな作品に携わったみなさんと一緒に過ごせて胸が熱くなりました」。そして、川村監督は「上映終了後の拍手がたまらなかったです。このために映画作っているのだなあ、という気持ちになりました」と、コメントを寄せた。

現地の観客からも「二宮さん、小松さん共に自然体な演技が素敵でした。特に、二宮さんは“迷う男”を忠実に演じられていて、まさに名演技! 自分の感情を上手に出していたと思います」(20代男性)、「息子がゲーム『8番出口』のファンで存在を知りました。原作のゲームに忠実に作られた、異変のあるいい映画だったと思います。息子にはやく話したいです」(40代男性)、「映画は素晴らしく、キャストの演技も印象的で圧倒されました。制作陣のみなさんに“おめでとう”の言葉を伝えたいです」(20代女性)など作品を高く評価する声が寄せられた。「8番出口」は、8月29日公開。

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