トム・クルーズ、トランプ大統領の映画関税に関する質問を巧みに回避「作品について話したい」
2025年5月14日 10:00
Photo by Shane Anthony Sinclair/Getty Images for BFI「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」の世界プロモーションツアーで韓国ソウルを訪れたトム・クルーズが、ドナルド・トランプ大統領の海外製映画への関税政策に関する質問を巧みにかわしたと、米エンターテインメント・ウィークリーが報じている。日本でのイベント後、アジアツアー2カ国目となる韓国での出来事だ。
5月8日にソウルで開催されたイベントには、クリストファー・マッカリー監督やサイモン・ペッグ、ヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイビスら共演者も出席。質疑応答の中で、ある参加者がトランプ大統領の提案する海外製映画への関税について質問を投げかけた。
「この映画は世界中の様々な場所で撮影されていますが、アフリカも含まれています。トランプ大統領が海外製作の映画に課そうとしている関税について、皆さんもご存知でしょう。この映画もその関税の対象になるのでしょうか?」と質問者は尋ねた。
これに対しクルーズはマッカリー監督を一瞥した後、マイクを使わずに司会者に「映画についての質問に答えたいと思います。ありがとう」と返答。政治的な質問を避ける姿勢を明確に示した。
トランプ大統領は5月4日、自身のSNS「Truth Social」で、「アメリカの映画産業は非常に速いスピードで死にかけている」と主張。「これは国家安全保障上の脅威であり、メッセージングとプロパガンダの問題でもある」として、米国外で製作された映画に100%の関税を課す方針を発表した。
この関税措置が実行されれば、クルーズの映画キャリアに大きな影響を与える可能性がある。「トップガン」シリーズで知られる俳優は主に英国を拠点に活動しており、「ミッション:インポッシブル」シリーズをはじめとする近年の作品の多くが英国で製作されているためだ。
「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」は英国、ノルウェー、南アフリカなどで撮影され、世界中の壮大なロケーションが作品の魅力のひとつとなっている。
「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」は5月24日に公開予定。
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