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中国のアカデミー賞「中国金鶏百花映画祭」日本初上陸 「唐人街探偵」シリーズ第4弾「唐探1900」など全6作上映

2025年5月9日 12:00

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「唐探1900」
「唐探1900」
(C)AS ONE PRODUCTION. All rights reserved.

中国のアカデミー賞とも呼ばれる祭典「中国金鶏百花映画祭(ちゅうごくきんけいひゃっかえいがさい)」が、「金鶏海外影展(きんけいかいがいえいてん)」として日本初上陸を果たすことになった。5月23~27日、ヒューマントラストシネマ有楽町で、中国で大ヒットした3作品、短編3作品含む全6作品が特別上映される。

開幕作品となるのは、ドラマ・映画も大ヒットした「唐人街探偵」シリーズの第4弾となる「唐探1900(原題)」。本シリーズは、世界中の唐人街(=チャイナタウン)を舞台にリウ・ハオラン演じる青年と、ワン・バオチャン演じる叔父という「チグハグ」コンビが事件を次々と解決していく。「唐探1900(原題)」の舞台は1900年代のサンフランシスコ。ワン・バオチャン演じる中国系インディアンの賞金稼ぎ・阿鬼と、リウ・ハオラン演じる中国人留学生が、とある殺人事件をきっかけに知り合い、探偵コンビとして事件捜査を始める顛末を描いている。春節期間中(中国では1月28日から2月4日までの8日間が連休)の興行収入が697億円 (3月2日時点) という大ヒットとなった。

その他、2024年のロマンス映画観客動員数No.1を記録した「好東西(はおどんしー)」や、興行収入18.24億元(約375億円)の中国アニメ映画歴代2位の記録を持つ「長安三万里(ちょうあんさんまんり)」のほか、「宝孜達 -バウズダ-(ばうずだ)」「半路出家(はんろしゅっけ)」「幸存者(こうぞんしゃ)」など上映作品のジャンルは多岐にわたり、中国国内で高い評価を得た映画作品が揃っている。

なお、「金鶏海外影展in JAPAN」初開催を記念して、「唐人街探偵」シリーズの監督・脚本を手がけた陳思誠の登壇イベントが5月23日に行われることになった。詳細は劇場の公式HP(https://ttcg.jp/human_yurakucho/)で確認できる。

画像2(C)AS ONE PRODUCTION. All rights reserved.
●「唐探1900」上映日:5/23(金) 11:20~、5/27(火)18:20~
1900年、太后の命を受けた清朝の高官・費洋古は、政治組織・興中会の孫文と鄭仕良を捕らえるためアメリカ・サンフランシスコにやって来る。同じころ、アメリカ下院議員グラントの娘アリスが、サンフランシスコのチャイナタウンで殺害される事件が起こる。さらに年寄りのインディアンも殺され、その嫌疑はチャイナタウン協盛堂の長・白軒齢の息子の白振邦にかけられる。グラント議員は、アメリカ在住の中国人を毛嫌いしており、議会で中国人を排斥する法案を推進しようとしていた。白軒齢は息子を守り、中国が迫害を受けるのを防ぐべく、探偵を雇って調査を依頼することに。雇われた秦福は、養父の復讐のためにやってきた中華系インディアンの阿鬼と共に真相を追究し始める。
画像3(C)TIGER PICTURES ENTERTAINMENT LTD. All rights re-served.
●「好東西-Her Story-」上映日:5/24(土) 18:20~
シングルマザーの王鉄梅は一人娘の茉莉と新居での生活を始める。そこでバンドのボーカルを務める隣人の小葉、ドラマーの小馬らと知り合う。茉莉が新しい学校で音楽団に所属するものの楽器ではなく観客として拍手を担当することになったと聞いた鉄梅は娘に小馬からドラムを習うことを勧める。徐々に鉄梅と小馬の間に感情が芽生えるが、それが元夫の嫉妬と不満を引き起こす。一方、小葉はネットで知り合った医者の胡と複雑な恋愛関係を築いていた。
画像4(C)Light Chaser Animation Studios. All rights reserved.
●「長安三万里」上映日:5/25(日) 18:20~
安史の乱から数年後、吐蕃の大軍が迫り、戦況は危機的だった。剣南西川節度使の高適は懸命に抵抗するも、孤軍奮闘では支えきれず、退却せざるを得なかった。その夜、朝廷に派遣された程公公がやってくる。 撤退の責任を問われると身構えた高適の予想に反して、程公公が尋ねたのは季白のことだった。高適は、季白と身を 寄せ合って過ごした貧しい時期の話や、盛唐の文壇の一時の栄光について語り始める。
●短編3作品 上映日:5/26(月) 18:20~
画像5(C)Director Keran ABUKASIMU . All rights reserved.
「宝孜達」
少年クランは両親と共に山中の伯父の家で正月を過ごすことに。大人たちが外出している間、やんちゃなクランは遊びに夢中になり、祭り用の羊を逃がしてしまう。伯父の家族に迷惑をかけたくないクランは、従姉とともに羊を探しに奔走する。ようやく羊を見つけたものの、すでに衰弱して瀕死の状態だった。従姉は語る――カザフ族の伝統では、祭事用の羊が不慮の死を遂げると不吉とされ、「バウズダ(宝孜達)」の儀式が必要だと。
画像6(C)Beijing Film Academy. All rights reserved.
「半路出家」
指名手配中の男・阿貴は母の葬儀に参列するため、偽の僧侶に扮して警察の包囲をすり抜ける。しかし棺を閉じる瞬間、溢れる感情が抑えきれず、その場から逃げ出してしまう。僧侶姿のまま隣の葬儀に紛れ込んだ阿貴は、遺族に本物の僧侶と勘違いされ、経を読むよう依頼される。交錯する身分、重なる悲しみ。読経の声とともに、心の奥底に潜む悔恨と葛藤が静かに浮かび上がる――。
画像7(C)Beijing Film Academy. All rights reserved.
「幸存者」
出張をキャンセルし、映画祭へのフライトを見送った李木子は、別居中の夫・林野の元を訪れ、病気の愛犬ラッキーを引き取りに来る。再会したリン・イエは、破綻寸前の結婚生活を立て直そうと様々な手を尽くすが、ムーズーは迷いながらも次第に彼の長年にわたる精神的な支配に気づき、関係の本質を見抜くようになる。傷ついた過去を清算するため、彼女はついに離婚を決意する──。

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