第78回カンヌ国際映画祭、ハル・ベリーとジェレミー・ストロングら豪華審査員陣が集結
2025年5月4日 11:00

カンヌ国際映画祭は、第78回となる今年のコンペティション部門審査員を正式発表した。フランスを代表する名優ジュリエット・ビノシュが審査委員長を務め、米アカデミー賞受賞俳優のハル・ベリー(「モンスターズ・ボール」)、「メディア王」シリーズでエミー賞を獲得したジェレミー・ストロングをはじめとする国際的な映画人が審査を担当する。
審査陣には他にも、昨年のカンヌ映画祭でグランプリに輝いたインド映画「All We Imagine as Light(原題)」のパヤル・カパディア監督、イタリアの実力派女優アルバ・ロルバケル、「優しい殺し屋」などで知られるフランス・モロッコ人作家レイラ・スリマニ、コンゴから世界的評価を得たディエド・ハマディ監督、「春の日は過ぎゆく」などの韓国の巨匠ホン・サンス監督、そしてメキシコを代表するカルロス・レイガダス監督が名を連ねている。
5月13日から24日までの12日間にわたって開催される今年のカンヌ映画祭では、21作品が最高栄誉であるパルムドールを競う。今年の注目作には、ジェニファー・ローレンスとロバート・パティンソンが共演する「Die, My Love(原題)」(リン・ラムジー監督)、デンゼル・ワシントン主演でスパイク・リー監督が手掛ける「Highest 2 Lowest(原題)」、「ミッドサマー」のアリ・アスター監督による最新作「Eddington(原題)」(ホアキン・フェニックスとエマ・ストーン出演)、そして「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソン監督が放つ「The Phoenician Scheme(原題)」(ベニチオ・デル・トロ、トム・ハンクスらが参加)などの話題作が並ぶ。
厳正な審査を経て、5月24日の閉会式でパルムドールの行方が明らかになる。昨年は「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグが審査委員長を務め、ショーン・ベイカー監督の「ANORA アノーラ」がパルムドールを獲得。同作はその後、アカデミー賞作品賞も受賞する快挙を成し遂げた。
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