過激描写を映倫マークでマイルド加工、気絶レベルの“超激痛バトル”も「イタくな~い」!? 「Mr.ノボカイン」予告&ポスター
2025年4月24日 09:00

痛みを感じない男が主人公のアクション映画「Mr.ノボカイン」から、主演のジャック・クエイドの誕生日(4月24日)を記念し、予告編とポスターがお披露目。映像には、生まれつきどんな痛みも感じない主人公・ノボカイン(クエイド)が、“無痛”を武器にムチャをしまくる姿が、過激描写を映倫マークでマイルド加工しつつ、コミカルに切り取られている。
予告編では、気弱で真面目な普通の銀行員・ノボカインが、銀行強盗の人質となった彼女(アンバー・ミッドサンダー)を救うため、痛みゼロの身体をフル活用して大奮闘。ケンカすらしたことのない“フツー”の男・ノボカインは、敵にボコボコにされながらも何のその、「全然痛くないから問題ナシ!」というノリで突き進む。アツアツのフライパンを素手で持ったり、ナイフが手に突き刺さったり、ボーガンが膝に刺さったり――数々の過激描写が「R15+映倫マーク」で隠された、“安心加工バージョン”に仕上がっている。
ポスターには、ムチャし過ぎて絶体絶命かと思いきや、傷だらけになりながらも「イタくな~い」と呟くノボカインを活写。ピザカッター、ナイフ、フォークなどを突きつけられ、顔面をガラスに押し付けられながらも、満面の笑みを浮かべている。さらに、「巨大トゲトゲボール直撃」「ナイフが手にグッサリ」など、激痛シーンがイエローテープ風にデザインされ、ノボカインに待ち受ける試練を表現している。
クエイドは、これまで「ハンガー・ゲーム」シリーズや「スクリーム」など数々の話題作に出演し、多才な表現力で、シリアスからコメディまで、幅広いジャンルで活躍してきた実力派俳優。なかでも、テレビシリーズ「ザ・ボーイズ」のヒューイ・キャンベル役では、スーパーヒーローによる腐敗や暴力に立ち向かう一般人を、“ダメかわいいけど芯のある男”として等身大で演じ、好評を博した。
そんなクエイドを本作の主演に抜てきしたロバート・オルセン監督は、「内向的な役を演じるためにオタクっぽい雰囲気を持ち、かつアクション映画となったときに、それを見事に演じきってスター性を発揮できるような人物を見つけるのは難しいことです。ジャックは、こうした異なる役柄を演じ分ける能力を持っています」と絶賛する。
さらにクエイド自身も、1980~90年代の楽しいアクション映画をこよなく愛するファンで、「この映画で私が気に入っているのは、アクション映画の楽しさに焦点を当てた古き良き映画から多大な影響を受けているところです」と、本作への強い思い入れを明かす。
ノボカインは、生まれつき痛みを感じない、とんでもない特異体質を持つ男。クエイドはそのキャラクターについて、「ノボカインは優しい心を持ったとびきりいい奴で、真のオタクです。彼のそういうところが大好きです。彼はまた、これまでの人生で誰ともロマンティックな関係になったことがないため、孤独でもあります。そして、30歳になった今、彼は自分が限りある時間を生きていることに気づき始めています。ピンが立ち並ぶ世界で風船のような存在として生きていると、外に出て人と出会うのは難しいのです」と、ぶっとんだ能力の裏にある、ピュアで不器用な内面についても語っている。
米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも、クエイドの演技は、「ジャック・クエイドの出演が作品にとって重要な要素であり、彼の自然な魅力と演技力が観客を惹きつけている」「彼はこの映画に必要な強さを見せつつも、コミカルな面も忘れずに演じており、全体的に楽しい作品に仕上げている」と、高い評価を集めている。
「Mr.ノボカイン」は、6月20日に公開。
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.
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