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米アカデミー会長、北京映画祭で米中映画交流を呼びかけ

2025年4月22日 11:00

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画像1Allen J. Schaben / Los Angeles Times via Getty Images

アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーのジャネット・ヤン会長が北京国際映画祭で基調講演を行い、米中貿易摩擦が激化する中、映画を通じた文化交流の重要性を強調したと、米バラエティが報じている。

「中国映画市場の天井はどこまで高いか」と題したフォーラムで講演したヤン会長は、「映画には人々を結びつける独特の力がある。だからこそ私は文化交流について永遠の楽観主義者でいられる」と述べた。

中国系アメリカ人プロデューサーとしてハリウッドと中国映画界の橋渡し役を務めてきたヤンは、米中合作映画の先駆者として知られている。「ジョイ・ラック・クラブ」(1993)で製作総指揮を務めたほか、「太陽の帝国」や「ラストエンペラー」では、困難な中国ロケの実現に重要な役割を果たした。

講演では、約1万1000人のアカデミー会員における中華圏出身者の過小代表問題にも言及。一方で、昨年の「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のオスカー7冠や、韓国映画「パラサイト 半地下の家族」の作品賞受賞など、近年のアジア映画の躍進を評価した。

将来的な中国語映画のアカデミー賞作品賞受賞の可能性についても触れ、「私は喜んで応援したい」と期待を寄せた。なお、トランプ政権の対中関税への報復として中国が米国映画の輸入を「適度に削減」している問題については言及を避けた。


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