有村架純のウェディングドレス姿を鈴鹿央士がフィルムカメラで撮影 「花まんま」現場のリアルな様子をとらえた特別カット
2025年4月16日 13:00

鈴木亮平と有村架純の共演で、2005年に第133回直木賞を受賞した短編集を映画化する「花まんま」の特別カットが公開された。有村扮するフミ子の婚約者を演じた鈴鹿央士が、自身の趣味でもあるフィルムカメラで撮影した貴重な現場写真となっている。
朱川湊人氏による原作は、兄妹の不思議な体験を描いた物語。表題の「花まんま」とは、子どものままごと遊びで作った“花のお弁当”を意味し、大切なひとへ贈り届けるキーアイテムとなる。監督は、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」や「そして、バトンは渡された」「九十歳。何がめでたい」などを手掛けた前田哲。


本作の主人公は、両親を早くに亡くし、大阪の下町で暮らす2人きりの兄妹・俊樹とフミ子。兄・俊樹は、死んだ父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に生きてきた。妹の結婚が決まり、親代わりの兄としてはやっと肩の荷が下りるはずだったが、妹には兄に話していない秘密があった。大阪下町で生きる熱血漢の兄・俊樹を鈴木、結婚を控える妹・フミ子を有村が演じている。

鈴鹿は、フミ子(有村)の婚約者で、動物行動学の助教・中沢太郎役で出演。数年来の趣味だというフィルムカメラで撮影された写真には、車の運転席に座る鈴木を後部座席から捉えたアップショットをはじめ、挙式衣装に身を包んだ鈴木と有村が自然な笑顔で写真撮影している様子、披露宴会場の高砂席から来場客の様子を映したカットなど、鈴鹿独自の目線で現場のリアルな様子がとらえられている。


鈴鹿は現場の様子について、「日々の撮影では現場でリラックスしてお芝居できるように作ってくださいました。前田監督は僕たちが何か考えている瞬間に近くに来てくださって、特に声をかけることがなければ、またカメラの方に戻られるんです。そうして常に、俳優部の様子をしっかりと見守ってくだいました。必要な時にはしっかりと言葉を交わしてくださいますし、ご自身の中で明確なビジョンを持っておられる監督だと思います。そのおかげで、とても心地よくお芝居させていただいています」と感謝。



鈴木は鈴鹿について、「央士くんは太郎のようにどこか掴みどころのない、不思議な魅力を持った方です。前田監督が央士くんをキャスティングした理由は、現場で一緒にいればいるほど分かりました。真剣なのかそうでないのか、ふざけているのか本気なのか、その境目が曖昧で、常にどこか揺れ動いているような存在なんです。その独特な空気感がとても面白くて、一緒にいるとつい笑ってしまいます」とそのユニークな人柄について明かしている。
鈴鹿が撮影したフィルム写真は、映画の公式インスタグラムでも展開予定。映画「花まんま」は、4月25日より全国公開。
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