リメイク版「ボディガード」正式始動 テイラー・スウィフトのコンサート映画監督が大抜てき
2025年4月15日 11:00

米ワーナー・ブラザースが、大ヒット映画「ボディガード(1992)」のリメイク企画を正式に進めていることが明らかになった。米Deadlineが報じた。
オリジナル版は、ケビン・コスナーと故ホイットニー・ヒューストンさんという2大スターが主演を務めた。元シークレットサービスのボディガードであるフランク・ファーマー(コスナー)が、脅迫を受けている世界的なR&Bシンガー、レイチェル・マロン(ヒューストン)の警護を担当する中で、2人の間に恋が芽生えていくというストーリー。世界興行収入4億1100万ドルを超えるヒットを記録し、アカデミー賞にも2部門でノミネートされた。また、ヒューストンが歌う主題歌「I Will Always Love You」を収録したサウンドトラックは、史上最も売れた映画サントラ、そして女性アーティストによる最も売れたアルバムとして歴史に名を残している。
今回のリメイク版では、「テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR」の監督であるサム・レンチがメガホンをとり、「陪審員2番」の脚本家ジョナサン・A・エイブラムスが脚本を手がける。キャスティングはまだ発表されていないが、オリジナルの成功を考えれば、主演となる歌姫役とボディガード役の配役には大きな注目が集まりそうだ。Deadlineは、圧倒的なカリスマ性を持つ現代のアーティストとしてテイラー・スウィフトを主演候補挙げている。
監督に起用されたレンチは、スウィフトが24年に開催した世界ツアー「TAYLOR SWIFT THE ERAS TOUR」のコンサートフィルムが、世界興収2億6170万ドルを突破する大ヒット作に。脚本のエイブラムスは、クリント・イーストウッドが監督を務めた法廷スリラー「陪審員2番」で長編映画の脚本家デビューを果たし、高評価を得た。
今回のリメイクは、ワーナー・ブラザースがIP(知的財産)戦略の一環として注力している企画のひとつであり、他にも「マトリックス」の新作(ドリュー・ゴダード脚本・監督)をはじめ、「グレムリン」「グーニーズ」など、かつての名作が続々と開発中だ。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

モブランド
【日本よ、これが本物の“悪”だ】このエグさ、暴力性、美しさ…“史上最大ヒット作”、日本上陸
提供:JCOM株式会社

ファンタスティック4 ファースト・ステップ
【尋常でなく期待してる映画】人類滅亡…“命より大事な誰か”のためなら自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【死に方を教えてあげようか――】燃えるような痛みと感動に満ちた“あり得ないほど素晴らしい一作”
提供:東映