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鈴鹿央士、カラスと日常会話! 鈴木亮平×有村架純「花まんま」本編映像を公開

2025年4月14日 12:00

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画像1(C)2025「花まんま」製作委員会

鈴木亮平有村架純の共演で、2005年に第133回直木賞を受賞した短編集を映画化する「花まんま」の本編映像が公開された。

映像は、妹のフミ子(有村)が婚約者の中沢太郎(鈴鹿央士)を兄の俊樹(鈴木)に初めて紹介するシーン。フミ子が自分の職場である大学に兄を招き、大学の同僚で助教の太郎と連れ立って歩くシーンから始まる。フミ子は太郎がカラスの研究をしており、カラスと話せることを兄に伝える。これに太郎が「話せるってほどじゃないんですけど、まあ日常会話くらいは」と応じると、俊樹がすかさず「カラスと日常会話できんのかいな」といぶかしげにツッコみを入れてしまう。

画像2(C)2025「花まんま」製作委員会

兄が疑っていると思ったフミ子が、実際にカラスと話す様子を兄に見せようと意気込み、太郎がカラスを呼びに行く。すると太郎の呼びかけに応じてカラスが現れ、まるで友だちのように親しげに会話をする。その姿を誇らしげに見守るフミ子と、やはり半信半疑の俊樹の様子が見て取れる。カラスと会話をしてきた太郎から都会で暮らすカラスの苦労を聞かされたフミ子が、「カラスも人もあんまり変わらんってことなのかしらね」としみじみと語り、太郎が「そうかもしれないね」と応じる姿からは、2人の信頼関係と太郎の優しい人柄が垣間見られる。だが、兄の俊樹がバッサリと「何の役に立つねんこれ」と重ねてツッコみを入れ、3人の関係性がユーモラスに描かれるシーンとなっている。

画像3(C)2025「花まんま」製作委員会

本作のメガホンをとった前田哲監督は、鈴鹿の起用理由について「何よりカラスと会話ができる役は、鈴鹿くんにしかできないと思ったんです。自然に無理なく演じられる力があると感じていた」と明かし、「以前、『ロストケア』でご一緒した際に、鈴鹿くんの人柄や演技力を知ることができたので、彼のキャスティングには強くこだわりました。彼が演じることで、この映画にとって大事な“効きどころ”になると確信していて、それを見事に表現してくれました」と大絶賛した。

また、鈴鹿と共演した鈴木と有村も「とても素直な方なのですが、しっかり自分の世界を持っていて。演じられた太郎は自分の妹のフィアンセとして来たら、最初ちょっと反対していたとしても、いつの間にか好きになってしまう、そんな人物だと思いました」(鈴木)「鈴鹿くんは現場にいると癒しのオーラを充満させてくれる方でした。自然と心がほどけていくようなエネルギーを持っていると思います」(有村)と語り、それぞれ鈴鹿に魅了されたようだ。

画像4(C)2025「花まんま」製作委員会

一方、カラスと初共演した鈴鹿は、「カラスって本当に頭が良くて、話しかけたときにパッとこちらを見る目線や、首をかしげるような仕草も印象的で。やっぱり実際に対面してみないと分からないことがたくさんありました。対面したことで、少しだけ会話できたような気がします」と貴重な経験を振り返った。

朱川湊人氏による原作は、兄妹の不思議な体験を描いた物語。表題の「花まんま」とは、子どものままごと遊びで作った“花のお弁当”を意味し、大切なひとへ贈り届けるキーアイテムとなる。本作の主人公は、両親を早くに亡くし、大阪の下町で暮らす2人きりの兄妹・俊樹とフミ子。兄・俊樹は、死んだ父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に生きてきた。妹の結婚が決まり、親代わりの兄としてはやっと肩の荷が下りるはずだったが、妹には兄に話していない秘密があった。

花まんま」は、4月25日から全国公開。

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