大友啓史監督作「宝島」初映像公開! 妻夫木聡&広瀬すず&窪田正孝&永山瑛太の“魂の叫び”がほとばしる
2025年4月14日 07:00

大友啓史監督(「るろうに剣心」シリーズ、「レジェンド&バタフライ」)がメガホンをとり、主演に妻夫木聡を迎えた映画「宝島」の初映像となる特報(https://youtu.be/atQBOVOKBDk)が、このほど公開され、最新ビジュアル(3種)も披露された。
原作は、戦後沖縄を舞台に、史実に記されない真実を描き切った真藤順丈氏による同名小説。妻夫木のほか、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太らが共演し、アメリカ統治下の沖縄を舞台に、混沌とした時代を全力で駆け抜けた若者たちの姿を圧倒的熱量と壮大なスケールで描き出す。
1952年、アメリカ統治下の沖縄。そこには米軍基地から物資を奪い、困窮する住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。主人公・グスク(妻夫木)、幼馴染のヤマコ(広瀬)、レイ(窪田)、そして皆の英雄的存在であるリーダーのオン(永山)。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る彼らだったが、ある襲撃の夜、オンは忽然と姿を消してしまう。
残された3人は「オンが目指した本物の英雄」を心に秘め、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、オンの影を追いながらそれぞれの道を歩み始める。しかし、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境では何も思い通りにならない。その現実に、やり場のない怒りを募らせ、ある事件をきっかけに抑えていた感情が爆発。やがて、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出す。
(C)真藤順丈/講談社(C)2025「宝島」製作委員会
(C)真藤順丈/講談社(C)2025「宝島」製作委員会特報映像では、アメリカ統治を象徴するネオン街、不吉な黒煙をあげて落下する軍用機、横転し炎上する車、怒れる群衆などのシーンと、グスク、ヤマコ、レイ、オンそれぞれの想いをたたえた“まなざし”が交差する。不安と恐れをにじませるグスク、悲しみをこられきれないヤマコ、荒ぶり興奮するレイ、消えた英雄になったオンの神秘的な姿。一切セリフがないながら、燃えるような時代を疾走する4人の声にならない叫びがこだましてくるようだ。
最新ビジュアルは、「あの頃、沖縄はアメリカだった」というコピーとともに高すぎる空に負けじと進む4人の子どもが並んだバージョン、「あの日、英雄が消えた」というコピーとともに躍動するオンの背中をとらえたもの、「俺たちの故郷、“宝の島”を取り戻せ」というコピーが、成長し進むべき道を模索するグスク、ヤマコ、レイの姿に寄り添うデザインの3種。それぞれの時代ごとの象徴になっており、好奇心が刺激されるビジュアルに仕上がっている。
「宝島」は、9月19日から全国で公開。
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