ヒョンビンが孤高の男を熱演! 歴史的事件を壮大なスケールで描く「ハルビン」7月4日公開 ティザーポスター&予告披露
2025年4月11日 07:00

ヒョンビンが主演し、「KCIA 南山の部長たち」のウ・ミンホ監督がメガホンをとった「ハルビン」が、7月4日より新宿ピカデリーほかで全国公開されることが決定した。ティザービジュアルとティザー予告編が披露された。
本作は、1909年に祖国独立という使命を胸に、命をかけて中国・ハルビンへ向かった大韓義軍アン・ジュングン(安重根)と同志たちの物語。祖国独立のために闘う者と、彼らの行く手を阻む者との熾烈な攻防を描く。
映画「コンフィデンシャル」シリーズや大ヒットドラマ「愛の不時着」などで知られるヒョンビンが演じたのは、祖国独立に命をかける孤高の男アン・ジュングン。さらに、パク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウクらが共演。日本から、伊藤博文役でリリー・フランキーも出演している。
監督は、「KCIA 南山の部長たち」や「インサイダーズ 内部者たち」などを手掛けたヒットメーカーのウ・ミンホ監督。撮影監督は、「ベイビー・ブローカー」「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが担当した。さらに、「ソウルの春」の制作スタッフがタッグを組み、リアルさと迫力を追求した映像美を実現した。
1908年、咸鏡北道(読み:ハムギョンブクト)シナ山で参謀中将アン・ジュングン率いる大韓義軍は、日本軍との戦闘で大きな勝利を収める。だが、アン・ジュングンは万国公法に従い、戦争捕虜である日本人陸軍少佐・森辰雄らを解放。これをきっかけに大韓義軍の間では、アン・ジュングンに対する疑いとともに亀裂が生じ始める。
09年、ウラジオストクにアン・ジュングン、ウ・ドクスン、キム・サンヒョン、コン夫人、チェ・ジェヒョン、イ・チャンソプら、祖国奪還のために強い絆で結ばれた同志が集まる。アン・ジュングンたちは、伊藤博文がロシアと交渉のためハルビンに向かうという知らせを聞く。一方、日本軍は大韓義軍の密偵からある作戦の情報を入手。ハルビンへ向かう彼らへ追撃が始まる。
本作は第49回トロント国際映画祭GALAプレゼンテーション部門に公式招待され、第61回百想芸術大賞では映画部門の作品賞、最優秀演技賞(ヒョンビン)、監督賞(ウ・ミンホ)、助演男優賞(チョ・ウジン)、芸術賞(ホン・ギョンピョ)の5部門にノミネートされた。韓国観客動員数は4週連続第1位、490万人超えを記録し、25年韓国映画観客動員数No.1を達成した(2025年3月31日/KOFIC調べ)。
ティザービジュアルは、帽子を目深にかぶったアン・ジュングン役のヒョンビンの姿が大きく写し出されたデザイン。雪が降りしきる中で佇む姿とともに、「この決断は、きっと未来へ続く」というコピーが添えられている。
予告編では、ある使命を胸に中国・ハルビンへ向かう大韓義軍の同志たちの姿が描かれる。1909年のハルビンの街並み、戦慄の戦闘シーンなどリアルな世界観にこだわった映像表現が強い印象を残す。ラストは目を潤ませたアン・ジュングンの「私の決断は正しかったのか?」という意味深なセリフで締めくくられ、本編の期待が高まる映像に仕上がっている。
「ハルビン」は、7月4日より新宿ピカデリーほかで全国公開。
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