松田元太、「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」を全人類にアピール！「Travis Japanだけで世界を救いたい」

2025年4月7日 23:05

1978年の発売開始から世代を超えて愛され続けるギンビス社の動物型ビスケット「たべっ子どうぶつ」を映画化した「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」の完成披露試写会が4月7日に新宿バルト9で行われ、松田元太、水上恒司、髙石あかり、藤森慎吾、蒼井翔太、小澤亜李、水瀬いのり、東山奈央、大野りりあな、竹清仁監督、脚本の池田テツヒロが出席。“たべっ子どうぶつ”たちも駆けつけ、にぎやかに映画の完成を祝福した。

おかしと人間が仲良く暮らすスイーツランドでは、歌って踊るスーパーアイドル「たべっ子どうぶつ」が大人気。しかし、この世の全てのおかしを排除して世界征服をもくろむ凶悪な「わたあめ軍団」に、ぺがさすちゃんが囚われてしまう。かわいいだけが取り柄で戦闘力ゼロのたべっ子どうぶつたちは、大切な仲間を助けてスイーツランドを救うべく立ちあがる。

アイドルグループ「Travis Japan」の松田が、たべっ子どうぶつたちのリーダー・らいおんくんの声で主演を務めた。どうぶつたちを見渡して笑顔をのぞかせた松田は、「『たべっ子どうぶつ』、まさかの映画化。お子さん、大人の方も、全人類、皆さんが楽しんでいただける映画となっています」と熱烈アピール。「完成作を観て、素直に面白かったし、笑っちゃうし、どうぶつたちがめっちゃかわいい。この人の声、聴いたことあるという、豪華、豪華、豪華。感動ももちろんあるし、全部のよさがギュギュギュッと詰まっていて、どうぶつたちのモフモフと共に癒される作品。改めて、大好き」と魅力にあふれていると力を込めた。「結末は言っちゃダメですよね！言いたくなっちゃう！言っちゃいそう！」ともだえるなど愛情をたっぷり傾ける中、竹清監督も「3年かかった作品。皆さんに観ていただけてうれしい。想像以上に楽しい映画になった」と自信をのぞかせていた。

ぞうくんの声を演じた水上は「初めて声優のお仕事をさせていただいた。プロの方々との差を感じた」と刺激的な時間になった様子で、映画オリジナルキャラクター・ぺがさすちゃんの声を担当した髙石は「映像美がすごい。モフモフ感にこだわって作っていらっしゃった」と惚れ惚れとしながら、「私は歌もやらせていただいて。音楽にも注目していただけたらうれしいです」と呼びかけた。すると、かばちゃん役の蒼井は「ぺがさすちゃんの歌声がすばらしい」と絶賛。さらに「かばちゃんをやるにあたって、ぞうくんの包容力ある声を聴いて、かばちゃんはレディ側の包容力を出そうと思った」と水上が演じるぞうくんにも「助けられた」と感謝し、「松田さんの演じているお声は、らいおんくんにぴったり。お三方のキャラクターが大好きです」と温かな言葉を送った。これには松田も「めちゃめちゃうれしい。その言葉と同じことを、お客さんに感じてもらえたら」と大喜びだった。

ねこちゃん役の水瀬は、藤森が演じたさるくんが好きだという。「さるくんは、藤森さんすぎるけど、でもちゃんとさるくん」と語って藤森と会場を笑わせながら、「先ほど皆さんで談笑していても、『さるくんがしゃべっている！』と聴こえてくるような軽快な声。それがそのまま、キャラクターとして生き生きと（反映）されていた。声優さんってこういう感動をくれるものだなと改めて、藤森さんのお声から思えた。ステキな経験をさせていただきました」としみじみ。「気持ちいいっすねぇ！」と声を弾ませた藤森は、「プロに褒めていただけてうれしい」と感激しきりだった。

そしてどうぶつたちが「かわいいだけで世界を救おうとする」ことから、「皆さんは、何だけで世界を救いたい？」という質問に答える場面もあった。松田は「この世界にはいろいろなアイドルがいて。皆さんカッコよくて、かわいくて、すてきなアイドルがたくさんいらっしゃるんですが、もし『何だけ』となったら、Travis Japanだけで世界を救いたい」とグループ愛を口にして、会場から歓声を浴びていた。

「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」は5月1日全国公開。