映画「マインクラフト」、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」記録破る大ヒット! 北米で1億5700万ドルの歴史的オープニング
2025年4月7日 17:30

ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズが放つ映画「マインクラフト ザ・ムービー」が、北米で記録的な初週興行収入を達成した。公開初週末3日間で1億5700万ドル(約240億円)を記録し、テレビゲーム原作映画としては歴代最高のオープニング成績となった。
業界予測を大きく覆したこの快挙は、2023年のヒット作「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の記録(1億4600万ドル)をも上回る数字だ。また、今年最大のオープニング記録となり、前記録保持作品の「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」(8800万ドル)を大幅に上回った。
2011年に発売され、全世界で2億5000万本以上を売り上げた人気ゲーム「マインクラフト」の映画化は、当初7000~8000万ドル程度と予測されていたが、家族向け映画への需要の高まりと、幅広い年齢層に親しまれているゲームの知名度により、予想を大きく上回る結果となった。
ジャレッド・ヘス監督(「ナポレオン・ダイナマイト」「ナチョ・リブレ」)のメガホンによる本作は、個性派俳優ジャック・ブラックと「アクアマン」で知られるジェイソン・モモアが主演を務める。ストーリーは、普通の人々が突如として立方体世界「オーバーワールド」に転送され、マインクラフトのスキルを習得しながら、クリーパーやピグリン、ゾンビなどのゲームキャラクターと戦い、現実世界への帰還を目指すという冒険譚だ。
国際市場でも絶好調で、海外で1億4400万ドルを記録し、全世界で初週興収3億100万ドル(約460億円)に達した。製作費1億5000万ドルの本作は、公開後わずか数日で製作費の2倍を稼ぎ出す成功を収めている。
今年の北米映画市場は全体的に低迷しており、チケット販売は前年比5.3%減、パンデミック前の2019年比では35%減と苦戦していたが、「マインクラフト」の大ヒットにより、この差は縮小傾向にある。この週末の全映画の興行収入は約1億9700万ドルとなり、前週末から154%増加した。
3D、4D、Dolby Cinema、ScreenX、IMAXなどラージフォーマットも好評で、米映画批評家サイト「Rotten Tomatoes」では観客スコア87%フレッシュの高スコア(4月7日時点)を記録している。
ブラックはロンドンプレミアで「世界は今“映画マイクラ”を必要としている」と語り、「この世の中は暴力と争い、憎しみに溢れている。この映画は愛と創造力があり、友情をもってより良い世界を創る物語だ。それがこの映画の好きなところだよ」と熱弁。
4月25日の日本公開を前に披露された特別映像でも、メインキャストたちが本作の魅力を熱く語っている。ブラックは「『マインクラフト ザ・ムービー』は創造性の賜物だ。こんな映画初めてだよ、とてもユニークだ」と自信をのぞかせ、モモアも「上映後に“あれ最高だったね!”と盛り上がってほしい」とアピールしている。
映画「マインクラフト ザ・ムービー」は、4月25日より全国公開。
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