山本直樹の青春漫画を実写化「YOUNG&FINE」&SF界の巨人の短編を映画化「となりの宇宙人」公開決定
2025年4月4日 18:00

カリスマ的人気を誇る漫画家・山本直樹の青春漫画を実写化した「YOUNG&FINE」、SF界の巨人・半村良の異色短編を宇野祥平主演で映画化した「となりの宇宙人」が、6月27日から新宿武蔵野館ほか全国で順次公開されることが決定した。
「YOUNG&FINE」は、「ビリーバーズ」「Blue」「レッド」などで知られる漫画家・山本直樹の青春漫画を原作に、映画「ビリーバーズ」の監督・脚本を手掛けた城定秀夫が再び脚本を執筆。長年城定組で助監督を務めてきた小南敏也が監督をメガホンをとり、鮮烈な“性春”映画を撮り上げた。
主人公の勝彦を演じるのは、第34回読売演劇大賞で杉村春子賞(「インヘリタンス 継承」「球体の球体」)を受賞し、ドラマ「御上先生」にも出演していた注目の若手俳優・新原泰佑。オーディションを勝ち抜き、本作で長編映画初主演を飾る。高校教師の伊沢学に扮するのは、ドラマ「SHOGUN 将軍」で遊女役を演じた向里祐香。勝彦の彼女の玲子役は、新原と同様にオーディションで選出された新人の新帆ゆきが務める。

「となりの宇宙人」は、「戦国自衛隊」などで知られるSF界の巨匠・半村良の異色短編を原作に、ピンク映画を中心にキャリアを積み、本作が一般商業作品デビューとなる小関裕次郎がメガホンをとった。自ら映画化を熱望した原作と敬愛するいまおかしんじによる脚本を、時に官能的に伸びやかなタッチで描写する。
主人公の謎の“宇宙人”宙さんを演じるのは、「罪の声」で第44回アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞し、近年出演作が相次ぐ宇野祥平。宙さんと家族のような絆を深めてゆく田所運一郎役に「奇跡」「ラストマイル」の前田旺志郎のほか、ヒロイン・淳子をオーディションを勝ち抜いた吉村優花、個性的なアパートの住人たちは猪塚健太、三上寛、和田光沙、安藤ヒロキオらが担う。
今回公開される2作品は、映画「アルプススタンドのはしの方」「ビリーバーズ」などを手がけてきた制作プロダクションのレオー
ネが、「LEONE for DREAMS」と銘打ち、長年助監督として活躍してきた小南、小関と先輩監督の城定、いまおかの脚本による劇場公開作品をプロデュースした作品となる。
キャストと監督のコメント全文は以下のとおり。
(C)2024 House of Lead Belly
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