「イタリア映画祭2025」5月開催、ベネチア受賞作「ヴェルミリオ」、ジャンニ・アメリオ最新作など上映
2025年4月3日 16:00

「イタリア映画祭2025」の開催が5月に決定、上映作品のラインナップが発表された。今年も例年どおり、東京会場は有楽町朝日ホール、大阪会場はABCホールの2拠点での開催となり、東京では日本未公開の新作11本と旧作1本の計12本が公開される。
2001年に始まり、25周年のメモリアルイヤーとなる今年の注目作品は、第2次世界大戦末期のアルプスの高地にある山間の村ヴェルミリオを舞台に、地元教師の家族間の複雑な関係や秘密、戦争の影響を繊細に描き、ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞、さらに米アカデミー賞国際長編映画賞のイタリア代表にも選ばれた「ヴェルミリオ」。1918年のイタリアを舞台に戦争の非人道的な現実とそれに対峙する医師たちの姿を描いた、巨匠ジャンニ・アメリオ監督の最新作でヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された「戦場」。

そして、国民的な議論を引き起こしたある少年の実話を女性監督マルゲリータ・フェッリが映画化し、2024年のイタリア映画を象徴する作品の1つとなった「ピンクのパンツを履いた少年」など。その他にも、スター俳優トニ・セルビッロとエリオ・ジェルマーノが共演する「シシリアン・レターズ」、2025年のイタリア映画界ナンバー1ヒット作「狂おしきマインド」などバラエティに富んだラインナップだ。

さらに、イタリア映画祭25周年を記念し、「イタリア映画祭2011」での上映以来、国内では鑑賞することができなかった「はじめての大切なもの」の上映も決まっている。「人間の値打ち」のパオロ・ビルジ監督の隠れた傑作として知られ、イタリアトップ女優のミカエラ・ラマッツォッティの出世作でもある。

作品、上映スケジュールなど詳細は公式サイト(https://www.asahi.com/italia/2025/)で告知する。
会期: 5月1日(木)~5月6日(火・祝)
会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
主催:朝日新聞社、イタリア文化会館、チネチッタ/特別後援:イタリア共和国大統領/後援:イタリア大使館
(システムの都合上、座席を選択して購入ができるのは、4月6日(日) 0:00からになります。)
<前売券(オンライン)>1回券:一般1,500円/学生1,200円
<当日券(オンライン)>1回券:一般1,900円/学生1,600円
<当日券(会場販売)>1回券:一般2,200円/学生1,900円
会期:5月10日(土)~5月11日(日)
会場:ABCホール(大阪府大阪市福島区福島1-1-30)
主催:朝日新聞社、イタリア文化会館-大阪、チネチッタ/特別後援:イタリア共和国大統領/後援:イタリア大使館、イタリア領事館
(システムの都合上、座席を選択して購入ができるのは、4月13日(日) 0:00からになります。)
<前売券(オンライン)>1回券:一般1,400円/学生1,100円
<当日券(オンライン)>1回券:一般1,800円/学生1,500円
<当日券(会場販売)>1回券:一般2,100円/学生1,800円
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