「007」プロデューサー候補に「ハリポタ」製作者とソニー・ピクチャーズ元トップ
2025年3月25日 13:00

長年にわたり「007」シリーズの製作を牽引してきたマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリが、そのクリエイティブコントロールをAmazon MGM Studiosに引き継ぐ準備を進めている中で、新たな製作陣としてデビッド・ヘイマンとエイミー・パスカルが浮上していると、米Puckが報じた。
スタジオはこの報道に対してコメントを控えているが、ウィルソンとブロッコリの退陣が決定して以降、ヘイマンとパスカルの名前は次のボンド時代を担うプロデューサー候補として取り沙汰されてきた。その他にも、ワーキング・タイトル・フィルムズのエリック・フェルナーとティム・ビーバン、DNAフィルムズのアンドリュー・マクドナルドとアロン・ライク、そしてブループリント・ピクチャーズのグレアム・ブロードベントとピーター・チャーニンといった名だたる製作陣の名前が挙がっている。
中でもイギリス拠点のヘイデイ・フィルムズを率いるデビッド・ヘイマンは、全8作の「ハリー・ポッター」シリーズを成功に導いた実績を持つことから、早い段階から有力候補と目されてきた。また、エイミー・パスカルがソニー・ピクチャーズのトップだった時代に、「007 カジノ・ロワイヤル」「007 慰めの報酬」「007 スカイフォール」といった人気ボンド作品が公開されており、シリーズとの縁が深い。
2月、Amazonは長年にわたり007シリーズをプロデュースしてきたウィルソンとブロッコリとの間で、シリーズの創造的統制権を完全に掌握する合意に達した。これにより、知的財産権は共同所有としながらも、今後の企画開発や製作における決定権は完全にAmazon MGM側へ移行することになった。
発表当時、ウィルソンは「ジェームズ・ボンドを未来へと導くには、信頼できるパートナーであるAmazon MGM Studiosの手に託す時が来た」とコメント。ブロッコリも「私はこれから自分の別のプロジェクトに注力したい」と述べ、世代交代への意欲をにじませていた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント