松本若菜主演「Dr.アシュラ」に名優集結！　渡部篤郎、片平なぎさ、鈴木浩介、佐野史郎、田辺誠一、小雪、荒川良々が参戦

原作は2015～16年に「週刊漫画ゴラク」で連載されたこしのりょう氏による同名コミック（日本文芸社／全3巻）。ドラマでは原作の世界観を大切に、連ドラオリジナル要素を追加し、帝釈総合病院救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医・杏野朱羅（松本）の活躍を描く。研修医・薬師寺保役で佐野晶哉（「Aぇ! group」）が出演することも決定している。

松本とは連続ドラマW「だから殺せなかった」（22・WOWOW）以来の共演となる渡部が演じるのは、朱羅のかつての上司・多聞真役。元・救急科科長で若かりし日の朱羅の指導に当たっていた。今やヤクザですらも黙らせるスーパー救命医の朱羅だが、決して生まれながらの天才ではなく、血のにじむような努力と研鑽を重ねて今に至る。そこにはいつも師匠である多聞の姿があった。しかし4年前、多聞は紛争地への医療派遣事業に従事するため海外へ渡航してしまう。

今年で俳優デビュー50周年を迎える片平は、医療法人帝釈会・理事長の阿含百合役で出演。今は経営に従事し、国際帝釈病院の新設に向けて奔走中だが、なにやら暗躍していそうな雰囲気が漂う。

鈴木は、クセ者の外科科長・金剛又吉役。救急科科長の大黒修二（田辺）のことをばかにしており、救急科を“お荷物”呼ばわりして見下している。帝釈総合病院院長・不動勝治（佐野）に目をつけられている大黒とは対照的に、不動にうまく取り入り、出世街道をひた走る。

片平と同じく俳優人生50周年を迎える佐野は、帝釈総合病院の院長・不動勝治役で登場。朱羅の身勝手な行動を問題視しており、救急科を目の敵にする。「救急科は赤字続きで当院のお荷物」と公言し、「杏野（朱羅）先生は次に勝手なまねをすれば懲戒解雇。大黒救急科科長は指導力不足としてヒラに降格」と警告する。

「アライブ　がん専門医のカルテ」（20）以来5年ぶりにフジ連ドラに出演する田辺は、朱羅の直属の上司である救急科科長の大黒修二役で4クール連続連ドラ出演を果たす。家族を犠牲にしてでも上司に媚びへつらうザ・中間管理職で、「監督不行き届き」の汚名を返上しようと朱羅のことを執拗に指導する。

「トレース　科捜研の男」（19）以来6年ぶりのフジ連ドラ出演となる小雪は、アメリカ帰りの形成外科医・六道ナオミ役で参加。考え方や価値観がアメリカナイズされており、長時間労働を強いられる日本の医療現場には懐疑的。ワークライフバランスを大切にしており、仕事へのスタンスは朱羅と真逆なキャラクターだ。

「Chef 三ツ星の給食」（16）以来9年ぶりのフジ連ドラ出演を果たす荒川は、東王大学病院・心臓血管外科医師の梵天太郎役。成功率99％を誇るゴッドハンドとして知られるが、ある人物に対して劣等感を抱き続けているという役どころだ。

「Dr.アシュラ」は、4月16日より毎週水曜午後10時から10時54分に放送。初回は15分拡大放送となる。FODでは、ドラマ放送終了後から次週のエピソードを最速配信予定（※先行配信は第2話以降）。

キャスト陣とプロデュースを担当する狩野雄太氏のコメントは以下の通り。