オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットをジョン・ファブロー監督がハイブリッド形式でドラマ化
2025年3月13日 14:00

「アイアンマン」でマーベル・シネマティック・ユニバースの基盤を築き、「マンダロリアン」でスター・ウォーズ新時代を切り拓いたジョン・ファブロー監督が、ディズニーの原点に光を当てる。米Deadlineによると、ファブロー監督はミッキーマウスの前身として知られるオズワルド・ザ・ラッキー・ラビットを主人公とする新シリーズをディズニープラス向けに開発中だという。
ファブロー監督は脚本と製作を担当し、実写とアニメーションを融合させたハイブリッド形式で物語を紡ぐという。
オズワルドは1927年、ウォルト・ディズニー本人が手がけた短編アニメーション「トロリー・トラブルズ」で初登場。その後2年間で25本以上の短編が制作され、当時のアニメーション黄金期を支えたキャラクターだった。しかし1928年、契約上の問題からディズニーはオズワルドの権利を失う。この苦い経験がきっかけとなり、ウォルト・ディズニーは自社で完全に権利を保持できる新キャラクター「ミッキーマウス」を創造することになった。
長らく「失われたキャラクター」として映画史に名を残していたオズワルドだが、2006年に驚くべき形で故郷に戻ってきた。ディズニーはNBCユニバーサルとの異例の取引で、ABCスポーツの人気キャスター、アル・マイケルズをNBCに移籍させる代わりにオズワルドの権利を取り戻したのである。
新シリーズの詳細は明らかにされていないが、原作の設定を踏まえた「生意気で自己中心的なウサギ」の新たな冒険が描かれると予想される。2027年にはオズワルド生誕100周年を迎えることから、この記念すべき節目に合わせた企画である可能性が高い。
「マンダロリアン」でディズニープラスの黎明期を支えてきたファブロー監督は、現在その映画版「マンダロリアン・アンド・グローグー(原題)」も手がけている。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント