仕事は“死ぬこと”……ブラック企業の使い捨てワーカーが強欲な権力者に“逆襲”! ポン・ジュノ監督新作「ミッキー17」日本版予告
2025年2月13日 07:00

「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督が手がけた、ロバート・パティンソン主演のハリウッドメジャー大作「ミッキー17」の日本版予告編と、新場面写真が公開された。さらに、すでに上映が決定しているIMAXに加えて、4D、Dolby Cinema、ScreenXでの上映も決定した(一部劇場を除く)。
原作は、エドワード・アシュトンの小説「ミッキー7」(早川書房)。人類発展を使命に掲げる巨大企業に雇われた主人公ミッキーの物語が描かれる。

日本版予告編は、人生失敗だらけのダメダメ主人公のミッキー(パティンソン)が、一発逆転をかけて面接に臨む場面からスタート。“夢の仕事”を手に入れたはずが、担当面接官からピストルを渡されて「あなたの仕事は死ぬことよ」と告げられて目が点に……。ミッキーは、最悪のブラック企業に入ってしまったことをじきに知る。

“どん底”使い捨てワーカーとなってしまったミッキーは自身の仕事を、「クズ過ぎる上司の下で、死んでも身体をコピーされ、生き返らされる“死にゲー”さ」とぼやく。数々の”死にゲー”で使い捨てられ続けて、遂に17号となったミッキーに、超絶身勝手で強欲な権力者マーシャル(マーク・ラファロ)が「おまえらは“使い捨て”だ。黙って働け!」と罵声を浴びせ、更に過酷な任務を押しつける。ブラック企業のどん底で搾取され続けるミッキー17の悪夢の日々――そんなある日、突然現れたのは「もうひとりの俺」だった。

ミッキー17号の前に18号が現れたことで全てが一変。「俺が2人?」。使い捨てワーカーが同時に2人存在することは許されておらず、存在が確認されるとコピー元もろとも処分されてしまう。「こんな人生抜け出すぞ」。遂に2人のミッキーがどん底からの逆襲を始める。「私たちの未来がかかっている。あなたならきっとやれる」というソウルメイトのナーシャ(ナオミ・アッキー)の呼びかけに、「この世界には希望が要るんだ」とミッキーは謎のモンスターたちの群れに向かっていく。
「ミッキー17」は、3月28日に全国公開。
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