「BETTER MAN ベター・マン」日本オリジナル本予告&ビジュアル披露 ナレーションは森川智之が担当
2025年2月13日 11:00

「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシー監督最新作「BETTER MAN ベター・マン」の本予告と、本ビジュアルが披露された。映像のナレーションは声優の森川智之が務めた。
本作の主人公は、イギリス音楽界において史上最高の売り上げ記録をいまだ維持する“スーパー”ポップスターのロビー・ウィリアムス。1990年にボーイズグループ「テイク・ザット」のメンバーとしてデビューし、その後ソロアーティストとして世界的な成功を収めたウィリアムスの波乱に満ちた人生を、斬新な映像表現で切なくもダイナミックに描き切る。
アカデミー賞の前哨戦ともいえる第82回ゴールデングローブ賞では、本作のリード曲「Forbidden Road」(by Robbie Williams, Freddy Wexler & Sacha Skarbek)が最優秀主題歌賞にノミネート。ウィリアムスの地元・イギリスでは、本作のサウンドトラックがUKアルバムチャート1位を獲得。ウィリアムスとしては通算15枚目の首位となり、歴代1位のビートルズの記録に並ぶ快挙を達成した。さらに、第97回アカデミー賞では視覚効果賞ノミネートを果たしている。
新たにお披露目された映像とポスターは、「ストリーミングではなく、大スクリーンで映画を観て欲しい」というウィリアムスとグレイシー監督の願いから、日本公開のために特別に制作が許可された“ジャパンオリジナルバージョン”。物語は自らを“パフォーミング・モンキー”と捉えるウィリアムスの視点で描かれ、主人公ロビーは一貫して“サルの姿”で描かれる。
人よりも進化が遅れ、誰からも愛されていないと考えていた少年・ロビーは、幼い頃から常に孤独を感じていた。それでも、父親そしてみんなに認められたいという気持ちで、ポップスターへの夢を追いかけ続ける。しかし、スターダムの先に待つ耐えきれないほどの重圧と恐怖心は、徐々にロビーの精神を蝕んでいく。
圧倒的没入感のミュージカルシーンの数々とともに、エンターテインメント業界の困難、子ども時代のトラウマ、嫉妬、疎外に苦悩しながらも、本当の“愛”を見つけ立ち上がろうとする主人公の姿が胸を打つ。
映像前半で流れるミュージカルシーンは、ロンドンの観光名所・リージェント・ストリートを封鎖して大々的に撮影されたもの。ウィリアムスの楽曲「Rock DJ」にあわせて総勢500人以上のダンサーが同時に踊るという前代未聞のシーンとなっている。そのほか、3万人を越えるエキストラが参加した歴史的野外コンサートシーンや、ロマンティックな船上のダンスシーンなど、幻想的な映像マジックと圧倒的スケールで描かれるミュージカルシーンを見ることができる。
「BETTER MAN ベター・マン」は3月28日全国公開。
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