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「室町無頼」主演の大泉洋、心に秘めていたのは三船敏郎 入江悠監督は黒澤明からの影響を明かす

2025年1月8日 06:00

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大泉洋と入江悠監督
大泉洋と入江悠監督

垣根涼介の時代小説を実写映画化した戦国アクション「室町無頼」の公開を記念し、1月7日に、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見が行われ、主演を務める大泉洋、監督・脚本を手がけた入江悠(「あんのこと」「22年目の告白 私が殺人犯です」)が出席。大泉は「日本のスーパースターであります“トシロウ・ミフネ”(三船敏郎)を常に心の中に秘めていた」と振り返り、入江監督は黒澤明監督に影響を受けたと明かした。

日本の歴史において初めて武士階級として一揆を起こした室町時代の人物・蓮田兵衛(はすだ ひょうえ)の知られざる戦国前夜の戦いをドラマチックに描く。大泉が本格的な殺陣・アクションに初挑戦し、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぎ、密かに倒幕と世直しの野望を抱く“無頼漢”兵衛を熱演している。

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コロナ禍の影響で、撮影スケジュールが大幅に遅れたといい「時間が経ってしまい、自分がこんなに老いるのかと(笑)。激しい立ち回りで満身創痍。肩は痛い、腰は痛いで、もっと前なら楽に撮影できたんだなと」と本音を語り、「でも、ご先祖が仙台藩の武士だったので、きっと先祖も喜んでいると思います」と初挑戦に胸を張った。

外国人記者から「普段はコミカルな役どころが多い」と指摘されると、「よくご存じで」と照れ笑い。演じた兵衛について、「ここまでヒロイックな役は演じたことがない」と語り、立ち回りを撮影する前には、三船の代表作である「用心棒」の名セリフ「斬られりゃ痛てえぞ」を真似していたとも。「日本のスーパースターであります“トシロウ・ミフネ”を常に心の中に秘めていた」「気持ちとして、トシロウ・ミフネを追いかけていた」と最大限のリスペクトを示していた。

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そんな大泉の発言に、入江監督は「この映画を撮る前、最初に見たのが黒澤監督の『用心棒』だった」と告白。「三船さんが演じた主人公も、今回の兵衛も大きな使命感があるわけではなく、風とともに現れて、気分で立ち回っている」と共通点を語り、「大泉さんと一緒に、三船敏郎を追い求めていたのは、僕にとってうれしいこと」と“共闘”に感激しきり。風が吹き荒れる劇中シーンも「用心棒」の影響だといい、「キャストの皆さんには、セリフが聞こえないと苦情も来ましたが(笑)、きっと黒澤もこう撮っていたんだなと思った」と話していた。

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司会者から「また時代劇に挑戦したいか」と問われると、大泉は「これからは時代劇しかやりません!」とユーモアを交えて回答。入江監督は「これは一生ものの映画になると直感した」と本作への熱き思いを語り、「この作品がヒットすれば、もっと(時代劇を)撮りたいですし、大泉さんがこれに懲りずに殺陣に挑んでもらえれば」と意欲を燃やしていた。

室町無頼」は1月10日からIMAX先行上映、1月17日から全国公開。


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