「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」スペシャルフッテージ映像世界初公開 “聖地”ホビット庄でファンプレミアも
2024年12月13日 10:00
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ初となる長編アニメーション映画「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」から、日本語吹替版スペシャルフッテージ映像が披露された。“あの指輪”をめぐる冒険へと繋がる“伝説の戦い”の幕開けとなる本編シーンを含む、8分超えの長尺映像となっている。
騎士の国ローハンの脅威となったウルフ(CV:津田健次郎)率いる大軍勢によって、角笛城へと追われたヘルム王(CV:市村正親)と主人公ヘラ(CV:小芝風花)たち。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに登場したミランダ・オットー演じるエオウィン(CV:坂本真綾)のナレーションで始まる本編映像では、極寒の猛吹雪の中、ローハンの民たちは砦の中で最後の時を待つ。
「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」でも響かせた笛の音が本作でも鳴り響き、それを合図に姿を現したのは、拳ひとつで敵をなぎ倒す“槌手王(ついしゅおう)・ヘルム”。戦いで傷を負って寝込んでいたはずの王が姿を現し、毎晩、笛の音を合図に次々と敵を討ち取り、敵たちが名状しがたい恐怖に震え上がる様子が描かれている。
消えたヘルム王の姿を追い、雪山にでた王女ヘラが遭遇するのはモルドールの指示によって指輪を集めるオークたち。トロルのような獰猛な怪物の餌食になろうとするヘラ救うためヘルム王が姿を現す。巨大な怪物の角を強烈な一撃でへし折り、そこから怪物との対峙が始まるが、果たしてヘラの運命は――。
“手描きアニメーション”に徹底的にこだわった本作。日本の制作スタジオ「Studio Sola Entertainment」のもとに、MAPPA、Production I.G、STUDIO4℃といった、日本が世界に誇るトップクリエイターたちが集結した。
全米3000館以上、さらに全世界で数万スクリーンに及ぶ拡大公開が決定しており、世界各国から豪華声優陣が集結した日本語吹替版の上映リクエストも殺到している。
日本語吹替版は、市村正親、小芝風花、津田健次郎の他、中村悠一(フレアラフ役)、本田貴子(オルウィン役)、森川智之(ハレス役)、入野自由(ハマ役)、山寺宏一(ターグ将軍)など豪華キャストが集結した。
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なお、現地時間12月10日にはニュージーランドのホビット庄(ワイカト地方マタマタ町近郊)でファンプレミアを開催。神山健治監督や製作総指揮のピーター・ジャクソン、製作・脚本のフィリッパ・ボウエン、さらにはミランダ・オットーら、本作のスタッフ・キャスト陣が“聖地”であるホビット庄に集結した。
ジャクソンは「『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』の映画の後、また同じような作品を作りたくありませんでした。もし再び“中つ国”の世界に戻るなら、これまでとは異なるフォーマットを試して、その世界の中で新たな物語を描くのが面白いのではないかと考えました。この作品は長編アニメーション映画ですが、私にとっては同じ『ロード・オブ・ザ・リング』の世界を舞台にしたシリーズ最新なのです」と自信をのぞかせる。
大手海外レビューサイトでは、本作をすでに鑑賞した人々によるレビューがあがっており、「〈中つ国〉という夢の空間で、私たちが時を過ごすことがいかにスリリングであるかを示している」(VARIETY)、「戦闘シーンは圧倒的で驚くほど美しく描かれており、スクリーンの大画面でこそ本領を発揮する」(The Hollywood Reporter)と、称賛する声が続々と寄せられている。
「ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い」は12月27日全国公開。
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