NY映画批評家賞はエイドリアン・ブロディ主演「ブルータリスト」が作品賞、主演男優賞
2024年12月5日 16:00

2024年ニューヨーク映画批評家協会賞の受賞結果が12月3日(現地時間)に発表され、ブラディ・コーベット監督、エイドリアン・ブロディ主演の「ブルータリスト」が作品賞と主演男優賞に輝いた。
「ブルータリスト」は、第二次世界大戦下にホロコーストを生き延びアメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トート(ブロディ)の30年にわたる数奇な半生を描いた215分にわたる壮大な人間ドラマ。今年のベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞し、A24が配給権を獲得した。フェリシティ・ジョーンズ、ガイ・ピアースが共演する本作は2025年2月21日に日本公開される。
監督賞は、コルソン・ホワイトヘッドによるピューリッツァー賞受賞小説「ニッケル・ボーイズ」を映画化したラメル・ロスが受賞。同作は、ジム・クロウ時代に実在した暴力と虐待が蔓延する少年院ニッケル校に送られた黒人少年2人の物語で、ロス監督は先日、ゴッサム賞監督賞も受賞した。
主演女優賞は、「秘密と嘘」のマイク・リー監督と再タッグを組んだ「Hard Truths(原題)」のマリアンヌ・ジャン=バプティストが受賞した。
2024年ニューヨーク映画批評家協会賞の受賞結果は以下の通り。
「ブルータリスト」
ラメル・ロス「ニッケル・ボーイズ(原題)」
マリアンヌ・ジャン=バプティスト「Hard Truths(原題)」
「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」
「Flow」
「Janet Planet(原題)」アニー・ベイカー監督
「All We Imagine as Light(原題)」パヤル・カパディア監督
ジョモ・フレイ「ニッケル・ボーイズ(原題)」
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