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約30年の時を経て脚光を浴びた1枚のアルバム ケイシー・アフレックが葛藤する「ドリーミン・ワイルド」予告

2024年11月29日 12:00

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「あの頃、音楽は人生のすべてだった」
「あの頃、音楽は人生のすべてだった」
(C)2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.

ケイシー・アフレックが主演し、「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」のビル・ポーラッド監督がメガホンをとった「ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた」の予告編、本ビジュアル、場面写真が一挙にお披露目。映像からは、1979年に発表された1枚のアルバムが紡ぐ、心揺さぶる実話の一端が垣間見える。

1979年、米ワシントンの田舎町でレコーディングされた1枚のアルバム「Dreamin’ Wild」。10代だったドニーは兄とデュオを結成し、父が息子たちのために自作したスタジオで、数々の楽曲を生み出した。家族に支えられ、情熱を注ぎ込んで作ったアルバムだったが、世間からは見向きもされず、夢に手が届くことはなかった。それから約30年後、思い描いていた夢とは程遠い人生を送っていたドニーは、コレクターにより発見されたアルバムが再評価され、“埋もれた傑作”として人気を博していることを知る。家族は思いもよらない成功に喜ぶが、ドニーは目を背けてきた過去や感情と向き合うことになる。

画像2(C)2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.

本作は、アフレック、ポーラッド監督、「グリーンブック」「それでも夜は明ける」の製作陣がタッグを組み、実在の兄弟デュオ「ドニー&ジョー・エマーソン」がたどった驚くべき実話を映画化。79年に10代で作った1枚のアルバムが、夢破れてから約30年後に”埋もれた傑作”として再評価され、注目を集めた兄弟とその家族の半生を描き出す。「(500)日のサマー」のズーイー・デシャネル、「ハニーボーイ」のノア・ジュプ、「あの夜、マイアミで」のボー・ブリッジスが共演。圧巻の演奏シーンに加え、ボブ・ディランの楽曲をはじめ70年代前後に人気を博した珠玉の名曲の数々が、物語を彩る。

画像3(C)2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.
画像4(C)2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.

予告編は、「レコード会社から連絡があった」という兄からの思いもよらない知らせを受け、実家に戻るドニーの姿で幕を開ける。かつて作ったアルバム「Dreamin’ Wild」の再発売が決まり、家族が喜ぶなか、音楽に情熱を傾けていた10代の自分と兄の姿を思い返すドニー。しかし、過去の輝かしい日々からは一転、実家の土地に建てられた“差し押さえ”の看板と、当時を振り返り父に詫びる姿が映し出され、一筋縄ではいかなかった夢への道のりも映し出される。

さらに、再び訪れたチャンスに、「30年前と同じでいいわけがない」と葛藤するドニー、「家族を信じずして何を信じられる?」という父、兄との抱擁、妻も交えた演奏など、家族の絆を感じさせるショットが続く。過去の自分と向き合おうともがくドニーが、30年の時を経てどのような音楽を奏でるのか、期待が膨らむ映像となっている。

画像5(C)2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.
画像6(C)2022 Fruitland, LLC. All rights reserved.

本ビジュアルには、ギターを手に俯くドニー(アフレック)と、愛情溢れる表情で寄り添う妻ナンシー(デシャネル)を活写。その下には、若き日のドニー(ジュプ)が夢中でギターを演奏する姿が、エモーショナルに浮かび上がっている。

場面写真には、熱唱する10代のドニーや兄のジョー(ジャック・ディラン・グレイザー)、ドニーが母とともに、父(ブリッジス)のギターの音色に耳を傾ける青年時代のカットや、妻ナンシーと演奏している様子がおさめられている。

ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた」は、2025年1月31日に東京・TOHOシネマズシャンテほか全国公開。

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