「ジョーカー2」新ビジュアル&特別映像公開 ホアキン・フェニックス「今まで観たことない違和感を残したかった」
2024年9月24日 07:00
ホアキン・フェニックスが主演を務めた「ジョーカー」の続編「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」の新ビジュアルと特別映像が公開された。映像では、トッド・フィリップス監督、ホアキン・フェニックス、そしてレディー・ガガが、今作において重要な要素となる“音楽”について語っている。
孤独だが心優しかった男が、歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”に変貌していく衝撃のドラマを描いた「ジョーカー」(19)は、第76回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、第92回アカデミー賞で最多11部門ノミネート、フェニックスが主演男優賞の栄冠に輝いた。世界興行収入は1500億円(10億ドル)を突破し、2019年公開当時R指定映画史上歴代最高記録を樹立した(※BoxOffice Mojo調べ)。
前作から2年後が舞台となる今作では、社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーの暴走が加速。ファイナル予告では、理不尽な世の中の代弁者として時代の寵児となったジョーカーの是非が問われる裁判が全世界へ中継され、ジョーカーの前に突然現れた謎の女リーとともに狂乱が世界へ感染していくさまが描かれる。
前作ではバスルームや大階段で踊るジョーカーの姿が鮮烈な印象を残したが、フィリップス監督は「アーサーは音楽と共に生きているんだ。それが続編の原点となった」と語る。本作では、現実と妄想の境界線が曖昧に溶け合うなか、ジョーカーの頭の中に常に流れ続ける音楽が重要なカギとなる。
ジョーカー役のフェニックスは、「最初から音楽の話は出ていた。今まで観たことない“違和感”を残したかった」とコメントし、前作とは全く違うアプローチで大きな衝撃を与える作品になっていることを示唆。
謎の女性リーを演じたガガとジョーカー役のフェニックスは、歌唱シーンの全てを生歌で収録。ガガは「彼の中で流れている混沌とした音楽は、複雑な愛情の表れでもある。そしてアーサーに命を与えている」と歌唱シーンに込められた意味について語った。フィリップス監督は「これ(「ジョーカー2」)はミュージカル映画ではないが、音楽が重要な要素である」と明言しており、ホアキンとガガは劇中で10曲以上を披露する。
「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」は10月11日公開(PG12指定)。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
【第81回ベネチア国際映画祭】ホアキン・フェニックス、「ジョーカー2」は「安らぎを感じる愛への切望を語る」物語と紹介 ガガと歌唱シーンライブ録音、大幅減量に挑んだと明かす
2024年9月6日 11:30
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー