「たぶん死ぬぜ? 俺たち」 清水尋也×高杉真宙「オアシス」“残酷な世界”とらえた予告&血だらけの本ビジュアル
2024年9月18日 07:00

清水尋也と高杉真宙が主演を務め、伊藤万理華が共演する青春バイオレンス映画「オアシス」の予告編と本ビジュアルがお披露目され、公開日が11月15日に決定した。映像には、裏社会で絶望と一瞬の幸福を味わう若者たちの葛藤と暴走が切り取られている。
物語の中心となるのは、富井ヒロト(清水)と金森(高杉)、そして紅花(伊藤)。幼なじみで、青春時代をともに過ごした3人は、ある事件をきっかけにバラバラの人生を歩むことになる。同じ空の下に生きていながら、富井はヤクザ、金森は犯罪組織の一員となり、ふたりの世界線は交わることなく、いつしか敵対関係となっていた。どうしようもない喪失感と虚無感を抱えて、それぞれが暮らす世界で、必死に耐えて生きるしかない日々。しかしそんなある日、事件のショックで記憶喪失となり、数年前に町を去ったはずの紅花が戻ってきたことで、3人の運命は再び引き寄せられる。

予告編は、「俺たちさ、ほんの少しのことですれ違っちゃったのかな」という金森の言葉で幕を開ける。ヒロトと金森の日常を取り巻く暴力が次々と映し出され、血を浴びた紅花がゆっくりと振り向くシーンとともに、「たぶん死ぬぜ? 俺たち」というセリフが響く。最後は「出会ったのが間違いだったな」というセリフとともに、緊迫した表情を浮かべる3人が挿入され、本編が気になる仕上がりだ。
本ビジュアルには、血だらけの指で煙草を吸うヒロトと金森、そして紅花の横顔を活写。「何故この残酷な世界で出会ったのか?」というコピーが刻まれている。あわせて披露された場面写真には、対立するヒロトと金森や、追われることになり、橋を見つめる3人の姿などが切り取られている。

そのほか、青柳翔、窪塚俊介、松浦慎一郎、津田寛治、小木茂光が共演する。メガホンをとるのは、山戸結希、松居大悟、三宅唱、岸善幸、箱田優子、藤井道人ら、数多くの監督の映画・ドラマ作品に助監督として参加してきた岩屋拓郎。映画企画コンペで本企画が新人賞を獲得し、鮮烈な長編デビューを飾ることになった。岩屋監督が過去作で組み、公私ともに交流があった清水に熱いオファーを送ったことにより、清水と親交の深い高杉の出演にもつながった。「さがす」「エゴイスト」「死刑にいたる病」などの池田直矢が撮影を担い、独特の映像美で、青臭くもヒリヒリとした世界観を生み出している。
「オアシス」は、11月15日から東京・新宿武蔵野館ほか全国公開。R15+指定。
(C)2024「オアシス」製作委員会
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