【第76回エミー賞】「SHOGUN 将軍」史上最多18部門をはじめ、ディズニープラス配信作品が計46部門受賞 前回から大幅増
2024年9月17日 21:00
米テレビ界のアカデミー賞ともいわれる最高峰の賞、第76回エミー賞の授賞式が9月16日(日本時間)、ロサンゼルスで行われ、ディズニープラスで配信中の戦国スペクタクル「SHOGUN 将軍」が作品賞、主演男優賞(真田広之)、主演女優賞(アンナ・サワイ)、監督賞(フレッド・トーイ/第9話「紅天」)をはじめ、単年での受賞数としては史上最多となる18部門を受賞。真田とサワイは、日本人として初めて主演賞に輝く快挙を達成している。
また、兄が遺したサンドウィッチ店を継ぎ、一筋縄ではいかないスタッフたちとともに、新しいレストランの開業に向けて悪戦苦闘する主人公の姿を描いた「一流シェフのファミリーレストラン」シーズン2は、作品賞こそ逃したが、監督賞(クリストファー・ストーラー)、主演男優賞(ジェレミー・アレン・ホワイト)、助演男優賞(エボン・モス=バクラック)、助演女優賞(ライザ・コロン=ザヤス)など、コメディ・シリーズ部門で歴代最多 11部門を受賞。主人公のカーミーを演じるホワイトは昨年に引き続き、同じ役で2年連続での主演男優賞に輝いている。
そのほか、迷推理トリオが殺人事件解決に奔走する「マーダーズ・イン・ビルディング」シーズン3、人気SFシリーズの実写ドラマシリーズ「スター・ウォーズ アソーカ」、伝説的なマペット作家ジム・ヘンソンのドキュメンタリー映画「ジム・ヘンソン アイディアマン」に加え、「ビーチ・ボーイズ ポップ・ミュージック・レボリューション」「クイズ・レディー」「クイーンズ 荘厳なる野生の王国」「ようこそレクサムへ」シーズン2、「パパと恋に落ちるまで」シーズン2が各賞を受賞し、ディズニープラスで配信中の作品が、計46部門に輝いた。
なお、前年の第75回エミー賞(全米映画俳優組合のストライキの影響で、日本時間2024年1月16日に開催)では、ディズニープラス配信作品が計30部門を受賞しており、今回はその数を大幅に増やす結果となっている。
●ドラマ・シリーズ部門 作品賞
●ドラマ・シリーズ部門 監督賞(フレッド・トーイ)
●ドラマ・シリーズ部門 主演男優賞(真田広之)
●ドラマ・シリーズ部門 主演女優賞(アンナ・サワイ)
●ドラマ・シリーズ部門 ゲスト男優賞(ネスター・カーボネル)
●ドラマ・シリーズ部門 キャスティング賞
●ドラマ・シリーズ部門 編集賞
●コメディ/ドラマ・シリーズ部門 音響編集賞
●コメディ/ドラマ・シリーズ部門 音響賞
●シングルカメラシリーズ部門 撮影賞
●歴史劇部門 衣装デザイン賞
●歴史劇&ファンタジー部門 メイクアップ賞
●プロステティック メイクアップ賞
●歴史劇&ファンタジー部門 ヘアースタイリング賞
●スタント・パフォーマンス賞
●歴史劇&ファンタジー部門 プロダクション・デザイン賞
●シーズン/テレビ映画 視覚効果賞
●メインタイトルデザイン賞
●コメディ・シリーズ部門 監督賞(クリストファー・ストーラー)
●コメディ・シリーズ部門 主演男優賞(ジェレミー・アレン・ホワイト)
●コメディ・シリーズ部門 助演男優賞(エボン・モス=バクラック)
●コメディ・シリーズ部門 助演女優賞(ライザ・コロン=ザヤス)
●コメディ・シリーズ部門 ゲスト男優賞(ジョン・バーンサル)
●コメディ・シリーズ部門 ゲスト女優賞(ジェイミー・リー・カーティス)
●コメディ・シリーズ部門 キャスティング賞
●シングルカメラコメディ・シリーズ部門(30 分以内) 撮影賞
●シングルカメラコメディ・シリーズ部門 編集賞
●コメディ/ドラマ・シリーズ(30 分以内)/アニメーション部門 音響編集賞
●コメディ/ドラマ・シリーズ(30 分以内)/アニメーション部門 音響賞
●ドキュメンタリー/ノンフィクション・スペシャル部門 作品賞
●ノンフィクション部門 編集賞
●ドキュメンタリー・シリーズ/スペシャル部門 音楽賞
●ノンフィクション/リアリティ部門 音響編集賞
●モーション・デザイン賞
●アンストラクチャード・リアリティ部門 作品賞
●アンストラクチャード・リアリティ部門 編集賞
●リアリティ番組部門 音響賞
●ファンタジー/SF 部門 衣装賞
●ノンフィクション部門 音響賞
●テレビ映画部門 作品賞
●ナレーター賞
※ドラマシリーズ部門以外では、短編部門のノンフィクション/リアリティシリーズ賞にて、「SHOGUN 将軍」の製作舞台裏を追った特別番組「The Making Of Shogun」も受賞している。
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