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「エイリアン ロムルス」デジタルに頼らない“リアリティ”のある恐怖 特別メイキング映像公開

2024年9月12日 17:00

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あえて“アニマトロニクス”というロボット技術を使用
あえて“アニマトロニクス”というロボット技術を使用
(c)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

エイリアン」の“その後の物語”を、巨匠リドリー・スコットの製作で映画化した「エイリアン ロムルス」(公開中)の特別メイキング映像(https://youtu.be/BAT92OtaKag)が、このほど公開された。

日本に先駆けて公開されたアメリカでは、全米オープニング興行収入(8月16日~18日)4150万ドル(約61億円)を記録し、全米初登場No.1スタート。さらに中国やイギリス、スペイン、韓国など世界中の国と地域でもNo.1を獲得。日本では9月6~8日の初週3日間の興行収入が3億円1898万1300円、19万2905人の動員となっている(興行通信社調べ)。

公開直後からSNSでは「エイリアンの新たなる傑作!」「評判通りの面白さと怖さ、一作目へのリスペクトを感じる素晴らしい最新作!」「マジでシリーズ過去1怖かった!気づいたら息を止めていた…」「エイリアン愛を感じて震る、クリーチャーの質感が妙にリアルでヤバい」「まさしくエイリアンの続編。当時のセットの質感が再現されてて。まさに観たかったエイリアンの映画」など、広大な宇宙の密室でエイリアンに襲われる恐怖体験の数々や、CGに頼らず精巧に作りこまれたクリーチャーやセットへの絶賛コメントが寄せられていた。


映像は「エイリアン」シリーズの目玉ともいえるクリーチャーの数々、舞台となる宇宙船内の緻密なセットでの撮影風景を収めている。製作のリドリー・スコットフェデ・アルバレス監督の元に集まったのは、「エイリアン2」の頃から、エイリアンの造形のデザインに携わってきたレジェンド・スタッフたちだ。彼らは、エイリアンを最新技術を用いたオールCGではなく、あえてアニマトロニクスというロボット技術を使い、その生々しい動きを表現。今にも動き出しそうな肌の質感や、不気味なテカリなど、細かなところまで手を加えている。

今回の映像には、人間と同じようにスムーズにしゃがむ動作をして見せるリアルな“エイリアン最終形態”の姿や、クモのような足を素早く動かす“エイリアン第2形態”の様子など、彼らの技術の粋を集めた渾身のクリーチャーを見ることができる。

エイリアン”愛がとことん注ぎ込まれた巨大なセットは、「エイリアン」1作目の“その後の物語”という時代設定も反映されたデザインが施されている。本作の企画が動き始めた初期段階から、実際のセットを作っての撮影にこだわっていたというアルバレス監督。その結果作り上げられた宇宙ステーションのセットは、その規模もすさまじいものだったという。

フェデ・アルバレス監督
フェデ・アルバレス監督
(c)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

プロダクション・デザインを務めたネイマン・マーシャルは、本作のセットについて「必要に応じて360度どこを向いても撮影できるセットになっています。ここまで自由に撮れるようにするという発想をフェデはとても気に入っていました。つまりは、皆さんがスクリーン上で目にするものは半端じゃないってことですよ」とその力の入れようを表現。

さらに「通気口から光が漏れ入ったり、セットにある備品から特殊効果の煙が出てきたり。それに、どのボタンのスイッチも実際に使えて点滅しますし、モニターもすべて本物で、その場で操作していますよ」と一切妥協のない徹底した作り込みについて語っている。

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