「八犬伝」キャラクタービジュアル&映像一挙公開! 八犬士キャスト&玉梓役・栗山千明からのメッセージも
2024年9月10日 18:00
山田風太郎氏の小説「八犬伝 上・下」(角川文庫刊)を、役所広司主演で映画化する「八犬伝」のキャラクタービジュアル(13点)、各キャラクターのキラーカットを映し出したキャラクター映像が、このほど公開された。
世界に誇る日本ファンタジー小説の原点「八犬伝」。本作は、里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く“虚”パートと、180話に及ぶ物語を悩み苦しみながら28年もの歳月をかけて書き上げた作家・滝沢馬琴の創作の真髄、そこで生まれた奇跡の実話を描いた“実”パートがシンクロするというエンタテインメント大作だ。監督は「ピンポン」や「鋼の錬金術師」シリーズの曽利文彦が務めている。
映像の“実”パートには、失明しても執筆を諦めることなく、28年もの歳月をかけて「八犬伝」を完成させた滝沢馬琴(役所)の姿が。そんな馬琴を見守るのは、友人にして希代の浮世絵師・葛飾北斎(内野聖陽)。「これが八犬伝の始まりだ」と物語を聞かせる馬琴に対し、北斎が「ますます面白ぇ」と興奮を隠しきれない様子でつぶやく姿も映し出されている。
そんな「八犬伝」の物語を壮大なスケールで展開する“虚”パートからは、個性豊かな多数のキャラクターが登場。里見家にかけられた呪いを解こうと奮闘するのは、優しさと勇気を兼ね備えた「八犬士の聖母」伏姫(土屋太鳳)。人の言葉を解する妖犬にして伏姫の飼い犬・八房と共に城を離れ、懸命に里見家を救おうとする彼女の願いから生み出されたのが、八人の剣士・八犬士たちだ。仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌の八つの珠にそれぞれ引き寄せられた剣士たちは、さまざまな困難を乗り越えて一堂に会し、里見家を呪う巨大な敵に立ち向かう。
名刀「村雨」を携え戦いに挑む八犬士のリーダー「宿命の守護者“孝”」犬塚信乃(渡邊圭祐)、信乃の家に仕え主人を守り抜こうとする「忠義の献身者“義”」犬川荘助(鈴木仁)、美貌を活かした美しすぎる姿で敵に迫る「女装の復讐者“智”」犬坂毛野(板垣李光人)、「豪放の十手使い“信”」犬飼現八(水上恒司)、怨霊に憑りつかれた父と刃を交える「文武の知略家“礼”」犬村大角(松岡広大)、「怪力の相撲王“悌”」犬田小文吾(佳久創)、八犬士「最年少の若武者“仁”」犬江親兵衛(藤岡真威人)、主君の仇を狙う「火遁の修験者“忠”」犬山道節(上杉柊平)。彼らの前に立ちはだかるのは、「闇を司る八犬士最大の敵」玉梓(栗山千明)。美しくも恐ろしい強力な怨霊である玉梓と八犬士たちの白熱バトルも、本作の大きな見どころとなっている。
また、本作をいち早く鑑賞できるジャパンプレミアが10月3日に開催されることが決定した。都内イベント会場で夕刻に実施予定となっており、イベントには役所、内野ほか主演級のキャスト陣が勢揃いし、曽利監督を加え、17名の登壇を予定している。発売情報などの詳細は「八犬伝」公式サイトにて確認できる。
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