丸山隆平主演「金子差入店」釜山国際映画祭に出品決定 「国境を越えて多くの方々に届くことを願っています」 場面写真もお披露目
2024年9月5日 12:00

「SUPER EIGHT」の丸山隆平が主演する映画「金子差入店」が、第29回釜山国際映画祭のコンペティション部門「NEW CURRENTS(ニューカレンツ)」部門に出品されることが決定した。あわせて、丸山、真木よう子、寺尾聰を写した場面写真もお披露目された。
本作は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を営む家族の絆を描くヒューマンサスペンス。刑務所や拘置所に収容された人への差入には、厳しい審査や検閲がある。そこで、登場するのがルールを熟知した差入屋だ。様々な事情から面会に行くことができない人たちに代わって、面会室へ出向くこともある。
丸山が演じるのは、一家で「差入店」を営む金子真司。 ある日、息子の幼馴染の女の子が殺害される凄惨な事件が発生する。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差入をしたいと尋ねてくる。 差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、 家族の絆を揺るがしていく。
(C)2025映画「金子差入店」製作委員会金子の妻・美和子を真木が演じ、2人の息子の和真役は三浦綺羅、3人と一緒に暮らす金子の叔父・星田役は寺尾が務めた。長編初監督となる古川豪がメガホンをとり、構想から11年の歳月をかけて自らオリジナル脚本を手掛けた。
(C)2025映画「金子差入店」製作委員会10月2日から11日に開催される釜山国際映画祭は、世界中から約300本の作品が出品されるアジア最大規模の映画祭。出品が決定した「NEW CURRENTS(ニューカレンツ)」部門は、釜山国際映画祭のメインコンペティション部門の1つで、アジア新鋭監督の初長編監督作または第2長編監督作が対象となり、今年は10本の映画が選出された。2023年には「福田村事件」(森達也監督)が出品され、ニューカレンツ賞(最優秀作品賞)を受賞している。
丸山は、「この映画の登場人物たちは、家族の中の小さいけれど大事な出来事から、社会で起きた大きな事件まで、同時進行で向き合っています。それは今この瞬間も、世界中の人々が直面していることではないでしょうか」と語り、「言葉や習慣の違う国で、どんな風に受け止められるのか、とても楽しみにしています。国境を越えて、一人でも多くの方々に、この作品が届くことを願っています」と喜びのコメントを寄せた。
「金子差入店」は2025年に全国ロードショー。丸山と古川監督のコメントは以下の通り。
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