「らせん」今夜放送! ネタバレ含むストーリー&キャストまとめ
2024年8月25日 18:00
見ると死ぬという呪いのビデオの謎の真相に迫る、同時公開された「リング」の内容を受けた続編「らせん」が、本日8月25日午後7時からTOKYO MXで放送されます。映画.comでは、ネタバレを含むストーリー、キャスト情報をまとめてご紹介します。
幼い息子を死なせて以来、自殺することばかりを考えている解剖医・安藤。ある日、彼は謎の死を遂げた高山竜司の解剖を担当することになった。安藤と竜司は学生時代の同級生だった。竜司の体を解剖した安藤は、彼の胃の中から暗号の書かれた紙片を見つける。それは安藤たちが学生時代に流行った遊びで、彼は「DNA PRESENT」という言葉を読み取る。
そんな折、呪いのビデオについて取材していた玲子が、車の事故で息子の陽一と共に死んだという情報が安藤のもとへ届く。だが、陽一は事故が原因で死亡したのではなく、事故の起こる前に既に死亡していたという……。玲子の死を不審に思った彼女の上司・吉野から、安藤にコンタクトが取られた。彼は、呪いのビデオについて科学的な見地から意見が聞きたいと、安藤にビデオと玲子の取材手帳を渡す。
半信半疑の安藤。しかし、ビデオを見た彼はその中に呪いが宿っていることを確信。そして、竜司の暗号が死ねずにいる安藤に死をもたらす代わりに、ビデオをこの世から消滅させて欲しいというメッセージだととらえ、吉野からビデオのマザーテープを奪い取ると、それを破棄する。ところが、ビデオを見ていないはずの吉野が安藤の前で死んでしまった。
竜司の教え子で、恋人でもあった、不思議な力を持つ舞と謎を追究する安藤。そんな彼に、同僚の宮下から竜司の遺体から新種のウイルスが発見されたという報告が入る。宮下は一連の事件がこのウイルスの感染によって引き起こされたという見解を示すが、安藤はそれがビデオや手帳を見た人物の網膜を通して体の組織へ入り込んだのだと気づく。更に、彼女の怨念=ウイルスを広めることに手を貸した人物は死なないのだということ、しかもビデオを見てから1週間が経過したにもかかわらず自分が生きながらえたのは、舞と寝たからだということにも気づかされる。
その後、舞の死体が発見される。遺体には出産の形跡があった。安藤は、舞の体を利用して蘇った貞子と対峙する。彼女の真の目的は、生きながら井戸に突き落とされた恐怖を皆に伝え、自分のような力を持つ新しい人類を地球上に生み出すことだった。貞子は、安藤に自分の子宮の受精卵に竜司のDNAを組み込み、竜司の再生を要求する。その代わり、安藤の死んだ息子も蘇らせると約束して。竜司のプレゼントとは、このことだった。息子を取り戻すか、人類を裏切るか、選択を迫られる安藤。だが彼は要求通り、手帳を読んでしまっていた宮下を引き込み、竜司と息子を蘇らせた。そんな安藤に、貞子と竜司は玲子の手記を小説として出版すると言い残し、去っていった。
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