30年以上、屋根裏で軟禁→出たら死刑… ユアン・マクレガーの吹き替えは森川智之、日本版予告完成
2024年8月2日 12:00

ユアン・マクレガーの主演ドラマ「モスクワの伯爵」の日本語吹き替え版に、25年以上、マクレガーの吹き替えを務める森川智之が参加することが決定した。あわせて、森川の声をおさめた予告編(https://youtu.be/bggVwu7e-Qw)もお披露目。8月16日からParamount+で独占配信されることもわかった。
原作は、全米発行部数が150万部を突破した、エイモア・トールズによる同名ベストセラー小説。ロシア革命から第二次大戦後という、ロシアで最も激動の時代を描く。主人公のアレクサンダー・ロストフ伯爵(マクレガー)は、革命で爵位を奪われ、処刑こそ免れたものの、「一歩でも外に出たら死刑」という無期限の軟禁刑を課される。
日本版予告編の冒頭では、爵位も家も友人も失ったロストフ伯爵が、それまで暮らしていたモスクワの一流ホテル・メトロポールのスイートルームから、屋根裏部屋に追放され、その狭小な部屋で余生を過ごすよう命じられる。ホテルから出ることを許されず、常に監視され命を狙われる生活を余儀なくされながらも、信念を失うことなく明るく過ごすロストフ伯爵。やがてホテル内を熟知する少女ニーナ(アレクサ・グッドール)や、ロシアのトップ女優・アンナ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と出会い、物語が大きく動き始める。映像の最後には、「屋敷や全てを奪われても、我々自身は奪えない」と力強く語るロストフ伯爵の言葉が響く。
森川は、「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービ役をはじめ、「フィリップ、きみを愛してる!」「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」「HALSTON ホルストン」など数多くの作品で、マクレガーの声を担当してきた。本作で演じるのは、革命に翻ろうされながらもユーモアと余裕を忘れず、屋根裏部屋で紳士として気高く生き続けるロストフ伯爵。森川は「あのベストセラー小説『モスクワの伯爵』が映像化されるだけでも嬉しいのに、まさか、我がユアンがロストフ伯爵を演じるとは! 驚きと同時に、彼ならユーモアに溢れ、チャーミングで魅力的な最高の伯爵を演じてくれるだろうと確信しております」と明かす。
さらに森川は、「長年ユアンの吹き替えを担当させていただいていますが、俳優として常に最高のパフォーマンスをする彼が、また新たなステージに上がったなというのが率直な感想です。日本版も最高の布陣でお送りしますので、是非、心を揺さぶるロストフ伯爵の人生を一緒に辿ってみませんか?」とアピールした。
米パラマウントグループが2021年にアメリカでサービスを開始したParamount+は、「パウ・パトロール」「スポンジ・ボブ」「トップガン」「スター・トレック」「ナックルズ」など、幅広い人気作品で知られ、日本では23年12月から、WOWOWオンデマンド、J:COM STREAM、Prime Videoチャンネルでサービスが提供されている。
「モスクワの伯爵」(全8話)は8月16日から、Paramount+で独占配信開始。なおWOWOWオンデマンド、J:COM STREAMでは、8月12日から第1話が無料配信される。
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