「日向坂46」四期生11人全員出演! 熊切和嘉監督「ゼンブ・オブ・トーキョー」で正源司陽子が主演
2024年8月1日 08:00
人気アイドルグループ「日向坂46」の四期生11人全員が、熊切和嘉監督の最新作「ゼンブ・オブ・トーキョー」に出演し、演技に初挑戦していることが明らかになった。最新シングル楽曲「君はハニーデュー」でセンターを務めたことが記憶に新しい正源司陽子が、主演を務める。
10月25日に全国公開が決まった今作で、アイドルデビューからまだ約2年で演技初挑戦となる11人が演じるのは、修学旅行で東京を訪れた“クセつよ”な女子高生たち。「海炭市叙景」「私の男」「658km、陽子の旅」など国内外で高い評価を得ている熊切監督が、11人の魅力を引き出すことに成功し、これまでの作品群とは全く異なる青春群像劇を作り上げて新境地を開拓した。熊切監督は、「彼女たちが観ている東京を撮るのではなく、東京が見ている彼女たちを撮る――そんな限りなく透明に近い眼差しを意識して群像劇にまとめました」とコメントを寄せている。
今作で脚本を手がけたのは、「HiGH&LOW THE MOVIE」シリーズの福田晶平とSnowMan主演映画「おそ松さん」の土屋亮一。企画段階から11人全員に直接インタビューを行い、それぞれの学生時代の思い出、アイドルになる前のエピソード、東京への思いなどをヒアリングしたという。それを基に、11人のリアルな物語が盛り込まれた完全オリジナル脚本を作り上げた。
主演の正源司が演じるのは、修学旅行で東京を訪れた11人の女子高生たちのまとめ役、班長の池園。東京の“ゼンブ”を味わくべく、完璧なスケジュールを組み立てて同じ班のメンバーたちと各所を回るのを楽しみにしていた……という役どころだ。正源司は、「インタビューを通して私たちのキャラクターを掴んでいただき、それをベースに映画を作っていただけるという話を聞いた時はほんとに嬉しかったです。個人的にも演技にすごく興味がありましたし、さらに大好きな四期生のみんなと出演できるということで、この上ない幸せ、というか光栄だと思いました」と喜びをかみ締めている。
映画のストーリーは、待ちに待った自由行動当日、なぜか班全員がバラバラになってしまい、池園はスカイツリーの下で一人きりになってしまうという展開から大きく動き出す。「まさかマルチバース?」と疑いつつ、計画をやり遂げようと池園は東京観光に繰り出す。実は池園の願いとは裏腹に、班のメンバーはそれぞれの思惑を秘めていた……。
今回の発表に合わせ、ティザービジュアルと特報映像がお披露目された。ティザービジュアルには、修学旅行に期待を寄せる正源司の直筆による池園の旅程表とイラストが描かれており、等身大の女子高生の青春ストーリーを予感させるポップなビジュアルに仕上がっている。
熊切監督、日向坂46四期生11人のコメント全文は、以下の通り。
以前、アイドルの方と仕事した際に、そのプロ意識の高さに感銘を受け、いつか機会があればアイドル映画に挑戦してみたいなと密かに思っていました。その機会が不意にやってきて、今回の映画が実現しました。
彼女たちが観ている東京を撮るのではなく、東京が見ている彼女たちを撮る――そんな限りなく透明に近い眼差しを意識して群像劇にまとめました。
何よりも、これから多くの映画やドラマに出演していくであろう日向坂46四期生の皆さんの、最初の監督になれたことを私は誇りに思います。彼女たちのかけがえのない瞬間が映っていると思いますので、ぜひ劇場でご覧になって下さい。
映画出演が決まって、素直に嬉しいという気持ちが大きかったです。インタビューを通して私たちのキャラクターを掴んでいただき、それをベースに映画を作っていただけるという話を聞いた時はほんとに嬉しかったです。個人的にも演技にすごく興味がありましたし、さらに大好きな四期生のみんなと出演できるということで、この上ない幸せ、というか光栄だと思いました。ぜひぜひ、楽しみにしていただけたら嬉しいなと思います!
四期生全員が映画初出演なので、みんなで映画を作っていけるということがとても嬉しかったです。熊切監督は優しくて、髪を切ったきっかけも監督の言葉でした。最初は不安だったんですけど、途中から全くそれを感じなくなるくらい撮影期間中はずっと笑顔で、安心して挑むことができました。この映画を観ながら、学生でしか味わえない特別な感情を思い出してほしいなと思います。
「四期生で何かをやりたい」というのはずっと思っていたので、それがまさかこうして「映画」という形で、11人で挑戦させていただけることがすごく嬉しかったです。「監督に会いたい!」という気持ちで撮影現場に行っていました。四期生初めての映画で、青春を詰め込んだ作品になっていると思います。今の四期生にしか出せないキラキラ感を味わっていただきたいです。楽しみにしていてください!
ずっと演技をやりたかったので頑張ろうと思いました。撮影中は本当に毎日がキラキラしていました。手探りで、監督とも相談しながら、自分の演じるキャラクターを作っていくのが凄く楽しかったです。「青春っていいな」と純粋に思うと同時に、女子高生だからこその青春を体感できると思います。観た人が「明日から青春しちゃおうかな」って思ってもらえるような作品になっているのではないかなと思います。
もともと演技に興味があったので、それを四期生のみんなと挑戦できるのがとても嬉しかったです。11人みんなで青春した感じがします。作品の中でも素で楽しんでいましたし、四期生のことがもっと好きになりました。長いシーンが終わったときに監督が「良かったです」と言って下さるのがとても心の支えになりました。観たら学生時代の青春を思い出せると思いますし、四期生の青春を一緒に楽しんで頂けたらと思います。ぜひ、観てください!
撮影中はずっと楽しかったです。ボケ合ったりつっこんだりしながら、ワチャワチャするシーンもたくさんあって、素で楽しめました。監督はすごく面白くて、私たちが緊張してたり悩んだりしたら、すぐに気づいてくださって救われました。11人みんなで揃って、というのがザ・青春という感じだったので、昔に戻った気分になって楽しめました。四期生それぞれの個性がつまっていて、青春を感じられる映画になっているので、ぜひ皆さんに笑いながら楽しんでいただければと思います。
この11人で一つの作品を作れるのがとにかく楽しみで嬉しかったです。本当にのびのびと、スタッフさんたちに支えられながらやらせていただきました。(四期生での共演は)いつも一緒にいる人たちなので、お芝居中に笑っちゃうんじゃないか?という心配もありましたが、泣くシーンではもらい泣きしてしまったり、撮影中はもう「同期」という感覚は無くなっていた気がします。みんなの個性とキャラクターが詰まった映画ですし、私たちにしか出せない青春がたくさん詰まっていると思うので、ぜひそれを感じていただけたらなと思います。
四期生全員で出演させていただけて嬉しかったです。バラエティー番組などに11人で出ることはありましたが、演技のお仕事をみんなでするのは初めてだったので、普段とは違う表情だったり、お芝居している姿は新鮮で楽しかったです。みなさんの楽しみにしてくださる気持ちを超えるくらい素敵な映画になっていると思います。青春を昔に感じる人にとっても、身近に感じていただける映画になっています。是非ご覧ください!
四期生皆で今までいろいろ経験してきましたが、新たに初めて挑戦できる分野をいただけたのがすごくありがたく、この作品でもっともっと四期生の絆が深まった気がします。本当に楽しい期間でした。四期生11人、監督、スタッフの皆さまの青春がぎゅっと詰まったような映画なので、一分一秒を最初から最後まで何回も見て、細かいところまで注目していただけたらとても楽しんでもらえると思います。ぜひたくさんみていただけると嬉しいです!
みんなが役に向き合う姿を見て自分ももっと頑張りたいなと思ったし、やっていくごとに気づきや学びがあって、本当に楽しい期間でした。四期生の個性の豊かさが全面に出ている映画になっていると思います。初めての演技もみんなで手を取り合って頑張って、スタッフのみなさんに支えられてできた最高の作品なので、絶対に!映画館で!ご覧いただきたいなと思います。ぜひ観てください。
四期生での活動が多くなってきて、私自身がみんなのことを「もっと探りたい!」と思っていたタイミングでもあったので、もっとみんなのことを知れるチャンスができて嬉しかったです。監督と一緒に試行錯誤をして、できるだけ私の素に近い姿でいいよという言葉に救われました。四期生のまだ知らなかった、知るべき魅力がぎゅっと詰まっていたり、みなさん自身も青春を味わえる映画になっています。ぜひ一緒に青春できたらなと思っています!
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