塚田万理奈監督「満月、世界」本予告&本ポスタービジュアル完成
2024年7月13日 19:00

9月21日より渋谷ユーロスペースほかにて順次公開される塚田万理奈監督の最新作「満月、世界」(みつき、せかい)の本予告と本ポスタービジュアルが完成した。塚田監督の出身地であり、ロケ地でもある長野県の長野ロキシーにて8月16日より先行上映される。
塚田監督は、初⻑編映画「空(カラ)の味」で第10回田辺・弁慶映画祭の弁慶グランプリほか史上初の4冠に輝いた。最新作となる「満月、世界」は、2020年から塚田監督が長野市で地元の子どもたちと制作を続けている、16ミリフィルムで10年をかけて撮影するプロジェクト「刻」(とき)の撮影の中で子どもたちと触れ合い、生まれたオムニバス映画。すでにロッテルダム国際映画祭2023入選など数多くの国際映画祭で上映され、「光の魔法、引き算の美学、詩的な世界」(Filmexplorer・スイス)などと高い評価を得ている。
「満月」はいつも通り過ぎていく日常の中で、小説を書いたり、音楽に没頭しながら、自分の居場所を探す中学生の物語。「世界」は吃音のある中学生と、夢をあきらめつつあるミュージシャンの日々が交差していく。出演は満月、涌井秋、玉井夕海、河野真由美、山本剛史、池田良。
塚田監督は「私は私の過去を残したくて、作品『刻』を作ろうと始めました。けれど、子ども達と出会い、撮影しながら交流していくうちに、今を生きるあの子達、あの子達が生きる未来、それを見つめ生きるようになりました。膨大な可能性を持つ彼らは、その未知な未来に、不安や恐怖を抱いている。絶望も持っている。けれど、その膨大な可能性は、希望です。彼らはこの世界の光です」とコメント。本宣材のコピー「子どもだって絶望してる。だけどあなたは世界の光。」は塚田監督によるもの。
なお、「刻」の製作を応援する2回目のクラウドファンディングが7月22日よりスタートする。
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